ノヒメユリユリ科ユリ属 黄花
(2022年7月撮影)
平尾台に行くにあたって一番見たかった花ノヒメユリ、この日の最後のコースでやっと見つけることができました。これが最初に出会った株の最初の1枚、この後5株程見つけましたが結果的にこれが一番花つきがよかった、蕾は初めの内は上向き、大きくなるに連れて下向きになり色づき始めパッと咲いてきます、これも中間的な開き方のはなかった
大きさ3,4cm、日本のユリ属の中では最小、ヒメと名がつく花は多くありますが姫らしくないヒメもありますがこれはほんとお姫様です、福岡県絶滅危惧種TB類に指定
花弁は反り返る、斑紋は特になし、花筒基部は合着して筒状になっている
花柄の基部に苞葉、2枚あるんでしょうか
雄しべと雌しべは同長、花柱は太く柱頭は3裂、雄しべの花糸先端は細く糸のよう、葯も花粉も朱赤色
青空バック、この頃はまだ雲が多かった
2株目
花は2つだけ、片方は蕾
3株目
これは花と蕾
茎の先端から2つ出ているんでしょうか、苞葉はやはり2枚あるような
3裂した柱頭、花粉がついています、花柱が濡れているように見えますが雨ではないしこんな場所に蜜が出てくるかな
4株目、花は一つだけ、下の方に見えているのは苞葉じゃなく葉でしょうか
雄しべの葯が落ちています
5株目、これも花と緑色の蕾の2つだけ
これが一番良く撮れました、写真だと大きさが分かりませんがほんと小さく可愛い
この頃から青空が広がってきたので青空バック
6株目、花は一つだけ、状態も悪い
こういう時に限って青空が広がり青空バックが一番良く撮れました
(2022年8月撮影)
ノヒメユリに黄花があるのは知っていましたがこれは植栽
一株だけ、一つの花しか咲いてなかった
何でもここ数年、野生の黄花は開花が確認されていないとか
最後は青空バック

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