ノハラツメクサナデシコ科ツメクサ属 果実・種子
(2018年3月撮影)
ホトケノザと一緒に咲いていたノハラツメクサ
下部は地を這い上部が立ち上がって先端に花を付ける
整った5弁花、大きさ8mm程度
雄しべは10本、柱頭が5裂、花柱は殆どなく子房の上に直接出ているような
葉は糸状で節から十数本出ている、腺毛が生えている
茎にも腺毛が多数生える
この日はポカポカ陽気で気持ちのより青空でした。よく似たオオツメクサとは種子を見ないと区?が難しいとか。こちらの種子には小さな突起があるそうです。もう果実も出来ているようで見てみればよかった
(2015年5月撮影)
白い小さな花を咲かせたノハラツメクサ、極小の花は他の花を写していて見つけることがよくありますがこれもそう、コナスビ(黄色い花)を撮っていて気が付きました
時には草丈50cmにもなるそうですから目立たないこともないけど大抵はそんなに大きくはない
花弁萼片雄しべは5、柱頭も5裂。よく似たオオツメクサとは種子の突起を見ないと区別は難しいそうなのでここはノハラツメクサとしておこう。ノハラツメクサの種子には突起、オオツメクサは平滑
萼片や花柄に腺毛が目立ちます
茎にも腺毛
果実・種子(2022年3月撮影)
空き地に大群生していたノハラツメクサ、ここはいろんな野草が生えていてお気に入りでしたがこの後工場が出来て前面舗装、もう全く見ることができなくなりました
蕾の時は下向き、花が咲き始めると上向きになるようです、背後に見えている白いのもみな蕾
花後になるとまた一旦下向きになるようです、果柄途中の関節から曲がっています
果実が熟して上部が割れてくるとまた上向き、結構複雑な動作をするようです
種子の大きさは1mm程、黒いので構造がわかりにくい
画像を明るくすると表面の乳頭状突起があるのがわかります、全面じゃなく部分的、オオツメクサは突起がなく平坦だそうです
横から見るとやや扁平、リングのような短い翼がある

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