ノダフジマメ科フジ属 白花
(2015年5月撮影)
これは雰囲気からしてノダフジ
ヤマフジに比べて花序が長く色は淡い
ヤマフジはもう少し青みが強い、と言ってもアップじゃ分かりにくい
小葉は13枚あるようなのでノダフジの範疇
ツルが右巻きか左巻きかでも区別できるけど(後ピンになってるな)問題はどちらから見て右か左か、かだ。以前はツルの先端側から見ていたけど最近は根元側から見るのが主流かな。ただそれを書いていないサイトもあるしな。それ以前にこれはどちらが根元側か確認してない(^^;)。ヤマフジはZ巻き、ノダフジはS巻きだそうでそれで言えばこれはS巻きなのでノダフジ。細かく言わなくても1枚目でもうノダフジなんですけどね
(2014年4月撮影)
この時期野山の一角が紫色に染まっていたらまずは藤の花、林道沿いでもよく見かけます
問題はノダフジかヤマフジかだ。花序の形や小葉の数(ヤマは11,ノダは11−19)にも違いがあるそうだけどやはり分かりにくい
やはりツルの巻き方で區別するのが一番、と言っても上から見るか下から見るかで全く逆になるから厄介、近頃はツルの進行方向(下から)で見るのが主流のようですが。その伝でいうとこれは右巻きなのでノダフジ。親指を伸びる方向にたてて他の指をツルの巻き方に見立てて右手巻きという風に覚えておこう
藤棚として植えられているフジと比べると野生のは力強い感じがします
背後の花筒はずいぶん短い
白花(2022年4月撮影)
神社のある林の林縁に咲いていたフジ、蔓を見るまでもなく花序からしてノダフジです、野生のはあまりみかけないから撮影
しかも白花でした、場所からして植えたものじゃないですが純然たる野生かどうか迷うところ
日が当たってないから白さがあまり映えません
旗弁基部の斑紋だけ色が残る、残っているというより色が抜けているような
長い花柄と小さな萼、葉や蔓を撮るのをすっかり忘れてた
上の方では日が当たっていた、電線邪魔
望遠で撮影、蔓とは言え他の植物に絡まずこんなに水平に長く伸びているんだから丈夫なものです

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