ノアサガオヒルガオ科サツマイモ属
(2020年6月撮影)
海岸の砂地に群生していたノアサガオ、本来は紀伊半島以南の海岸に生える野生種ですが園芸種として改良されたのが逸出野生化してあちこちで見かけます、背後に見えているのはダンチク
野生種は6cm程度だそうですがこれは10cmくらいと大きい。ヒトデのような5本の腕の間に膜、と先日アップしたジャガイモと似ている、同じナス科ですからね
撮影は3時頃ですがアサガオというのにまだ開いているのが多かった、いつ頃萎むんでしょうか、左側には円錐を捻ったような蕾
こういうのは遠慮会釈なくカット(笑)
5本の雄しべは長中短揃っています、自家受粉や他家受粉ように分けているんでしょうか
柱頭は花粉まみれ、これは自分自身の花粉かな、でも果実は出来ないそうです。コンデジで花粉の粒々が写るくらいだから相当大きそう
花糸の基部には毛が生えている
こちらは萼片じゃなく苞でしょうね、これも毛が生えている
茎にも伏毛が密生
心形の葉、これは浅く3裂しているが裂け方は様々
(2016年8月撮影)
初めてのノアサガオ、初めは葉が裂けてないのでマルバアサガオかと思いましたがちょっと花が大きい
花冠の大きさは8,9cm、外側は青紫で内部は桃色、その他の特徴からどうやらノアサガオのようです
野生のノアサガオは花冠が6cm程度ですが改良された園芸種がありそれがまた野生化しているようです
花が萎むと淡紫紅色になります、園芸種は種子が出来ないそうなのでそれも確かめてみなくては
萼片は反り返らず伏毛が多い
葉は心形で基部も心形
表は殆ど毛がないが裏は伏毛が密生、葉柄にも毛が密生している
3裂している葉もあります、中裂浅裂と程度は色々

inserted by FC2 system