ニワゼキショウアヤメ科ニワゼキショウ属 果実・種子
芽生え
(2018年5月撮影)
この時期空き地や耕作地の周辺などで普通に見られるニワゼキショウ、台地上の遊歩道沿いでも見ることが出来ます
ここではセッカニワゼキショウと一緒に咲いていた、花弁と尖り具合が違うのがわかります
色の濃い赤紫色や青紫色の花や
ほぼ白色の花と2種類あります。6枚の花被片はほぼ同型だそうですが3枚づつが微妙に大きさが異なるかな
花筒と子房に毛が生える。花筒くびれ部はオオニワゼキショウと比べてくびれが小さいそうですが結構迷うのもあります
写真だと分かりにくいですがオオニワゼキショウに比べて果実は小さい、これは識別しやすいですが果実が出来てないと分からないのが難点
こちらは別の場所、白系統と紫系統の花が混在していた
ここはあまり踏まれない場所のせいか草丈が高かった
(2016年5月撮影)
群生していたニワゼキショウ、ひっさしぶりだったけど記録を見てみたら7年ぶりだった
オオニワゼキショウが淡青色なのにたいしてこちらは青紫色、紅紫色、白紫色だそうで取り敢えず色からニワゼキショウと判断。ニワゼキショウは花被片の幅が同じだそうだがこれは内花被片のほうがやや小さく見える、微妙ですけどね
花筒部分はかなりくびれています、普通オオニワゼキショウの方がくびれるそうだけど
果実が出来ていたけど小さかったのでニワゼキショウでしょう。オオニワゼキショウは結構大きい。でもここにはもう少し大きいのもあった。ニワゼキショウとオオニワゼキショウとの交雑種アキマルニワゼキショウ(仮称)があるそうだけどそれは果実が出来ないそうだ
こちらは別の場所、時折このように束生しているのを見かけます
これは内花被片の方が幅がハッキリ狭い
花筒のくびれ部は殆ど無し。やはり両者の区別は一筋縄ではいかない
果実・種子(2016年6月撮影)
6月上旬まだ花は咲いていたけど果実(左上の茶色)も多くなっていたニワゼキショウ
未熟な果実は幾らでも見つかるけど熟したのはなかなか見つかりませんでした
上部が3裂して種子をバラまく
大きさ1mmくらい、小さな果実だけど種子は結構多く入っていた、ごフルボールのように表面が凸凹しています、凸凹と言うより凹凹な感じ
片側が大きく窪んでいる
芽生え(2022年1月撮影)
扇形に広がった細長い葉、これはもうアヤメ科、場所からしてニワゼキショウでしょうか、オオニワゼキショウとの違いはさすがにわからず
葉が3枚のもありました、さすがにこれ以上小さいと分からず

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