ニワトコガマズミ科ニワトコ属 果実・種子
(2016年4月撮影)
ニワトコの花が咲いていた。まるでカマキリの卵嚢のような花の塊
小さな花が密集しているので一つの花を撮ろうとしても目移りします
5枚の花弁に5本の雄しべ、雌しべの柱頭が赤くなっているのがワンポイントお洒落
花弁と雄しべはくっついた状態で落花します。左側のが落ちた状態、小さな萼片が見えています。柱頭は3裂
奇数羽状複葉だそうですがこれは偶数のようにも見えますね
葉柄基部に花外蜜腺があるようで細長く突き出ているのがそれでしょうか。全く認識してなかったので写っていそうなのを拡大してみました
別の機会に撮影、葉柄基部にある突起のようなのがそれのようです
先端が僅かに膨らんでいます、3種類の蜜腺の内どれに当たるのか、茎蜜腺なのかな、小葉蜜腺、葉軸蜜腺は分からず
(2015年3月撮影)
花を咲かせ始めていたニワトコ
円錐花序だそうですが殆ど花の塊、暗赤色の雌しべがアクセントになっています、これがなければ地味だろうな
中央に雌しべ、よく見ると柱頭が三裂しかけているようです、熟すともう少し開きます。雄しべは5本、葯は外向きのようだ。その外側に緑色の花弁、萼片は小さく目立たないそうだ
暗赤色部分が三角状に盛り上がっている、コノ部分が花柱になるのかな
奇数状複葉、花のつかない枝では小葉が3−6対
果実・種子(2017年5月撮影)
樹木としては花が咲くのも早いけど実が熟するのも早いニワトコ
赤と緑が混在している、中間は殆どなく急速に赤くなるんでしょうか
果実の先に萼片の跡が残っている。熟した果実は真ん丸ですが左の未熟なのは多少凸凹がある、熟するに連れて果肉が肥大して丸くなるようです
果実の大きさは4,5mm、花柱が3裂していることに対応して中に3個の種子が入っている、正確には核果という果実
片側が尖った楕円形、大きさは2.5mm程、横皺がある

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