ニリンソウキンポウゲ科イチリンソウ属 多弁
(2018年4月撮影)
この辺りに群生しているニリンソウ、でも最盛期は過ぎたのか花はやや疎らでした
一つの茎から2つの花を咲かせるから二輪草、でも1つや3つのこともあるとか、1つはあるけど3つは見たことない
花弁のように見えているのは萼片、写真で見るとイチリンソウとよく似ていますが実際に見ると違いははっきりしています
黄色い子房の上に柱頭がちょこんとのっている、子房には毛が生えているようだ
葉は3全裂し側裂片は更に深裂し欠刻が入る
まだイチリンソウが咲いていたので比較してみました、大きさが違うのがハッキリ分かります。葉(左側)もイチリンソウの方が細かく裂けています
子房はイチリンソウが緑色で丸くまとまっている。ニリンソウは黄色で数は少なく大きいので丸いという感じはしません
(2015年3月撮影)
一面に葉を広げて花を咲かせているニリンソウ、これからまだまだ沢山の花を咲かせます。しかしニリンソウの葉の地面占拠度は半端じゃない
まだ冬枯れの林をバックにするといかにも早春の雰囲気
長い花茎を伸ばして花をつけます
ニリンソウといえども二輪の花を咲かせるとは限らずこれは正統派、咲く順番がずれることも多いようです
イチリンソウより一回り小さい花、この場所は両方咲いているから比較しやすい
花の裏はやや紫色を帯びる、これは花弁でなく萼片
黄色い子房と柱頭が見えています。雌しべの色や形、数もイチリンソウと異なる
多弁(2020年4月撮影)
萼片が6枚だったイチリンソウ、花は多く咲いていたけど変化していたのはこれだけだった

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