ニンニクヒガンバナ科ネギ属
(2017年6月撮影)
空き地に生えていた大きなネギ坊主、ニンニクでしょうね。今は荒れ地だけどここは多分家庭菜園的な畑だった場所かな、その頃植えていたんでしょうか
球状花序は握り拳くらいの大きさ
花序の下に膜状の苞
以前見たニンニク畑のは花が殆ど開いてなかったですがこれは開いていた、でも蕾も多く全部開くんでしょうか
6枚の花被片、6本の雄しべ、子房から短い花柱が出ている。白い糸状のは花被片が枯れたのかと思っていましたが花糸の両肩の咲きが糸状に長く伸びたものだそうです
雄しべは基部が広いのと狭いのが交互にあるそうで広い方の花糸から糸状突起が出ているそうです。正面のが狭い花糸で右側のが広い花糸でしょうか
花被片を取ってみました、子房に白い突起が出ていますが蜜線だそうです。花被片外側にも突起状の毛が生えている
一応葉も撮ってみました
(2017年6月撮影)
ニンニク畑にニンニクの花が咲いていた、普通鱗茎を太らすため摘み取られることが多くこちら見た畑もそうでした
ネギ坊主を思わせる花序、でも開いた花はありません、品種によって開くのと開かないのがあるようです
摘み取られた花も沢山ありました、でも開いた花はありません
諦めきれず探していたら開いて雄しべを出しているのがありました、生命の危険を感じて花を開かせたか
でも栄養墓速なのか花糸が一部ヘナヘナ
雌しべが出ているのもありました、種子までつけることが出来るか
上から見ても殆ど開いていません

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