ニガガシュウヤマノイモ科ヤマノイモ属 ムカゴ
(2017年8月撮影)
葉を一面に広げたニガガシュウ、花はたくさんつけていますが葉の陰でよく分かりません、画面左下辺りに見えています、花を咲かせない株も多い
穂状の花序、下から咲いて薄紫色になってきます、花序はたくさんあったけど咲いていたのはこれだけでした
薄紫色の花はなかなか綺麗、花の奥に黄色い雄しべが見えています
雄しべの葯、この程度撮れただけでもラッキー、雌雄異株ですが雌株はごく少ないそうでネットでも雌花は殆どお目にかかれません
葉はオニドコロの葉にそっくりです、こちらの方が葉脈がハッキリしているかな、慣れてくると何となく分かります
ムカゴがつくのでオニドコロと区別できます、ヤマノイモのムカゴとも違い表面がゴツゴツまるで小惑星の表面のよう、苦いので食用にはなりません
葉の付け根の葉柄に襞があるのも特徴、でもこれを確認することにはもうニガガシュウと分かっているからあまり意味はない(笑)
葉柄基部にも襞、耳状に張り出した托葉もあるようです
ムカゴ(2012年9月撮影)
残念ながら花を終わっていたようでムカゴが出来ていました。オニドコロはムカゴが出来ません
ゴツゴツ凸凹していてヤマノイモのムカゴとも全然違う
葉柄基部にこんな風についてます。基部に縮れたヒレがあるそうだが小さな突起のように見えているのがそれかな

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