(2017年6月撮影) |
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咲き始めたネムノキ、今はもう大分咲いています
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ここは川縁なので下に向かって撮れる
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葉も果実もマメ科なのですが花はちっともマメ科らしくない
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花と言っても見えているのは殆ど雄しべですけどね、その中に僅かに雌しべが見えている、雄しべより僅かに長く突き出ている
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これくらい目立たない雌しべも少ないだろうな
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花序中央の頂生花だけが蜜をだすそうでこれでしょうか、雄しべが上部まで合着しているそうだ、すっかり忘れていた
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別の花、これが頂生花、後ピンになっていますが周りの雄しべに比べて基部が合着しているのが分かります。この花だけ蜜が出るそうです。萼筒のように見えているのが花弁、先端が5裂しています
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蕾から出始めたばかりの雄しべ、こんな小さい中に長い雄しべがよく収まっているもんだ
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基部が萼筒で先端裂けている部分が花弁、5枚ありますがやはりマメ科らしくない
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2回偶数羽状複葉、夜になると葉が垂れ下がり小葉が閉じて眠っているように見えるから合歓木ありゃ眠の木じゃないのね(^^;)、合歓の字はは中国から来ているようです
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小葉の中央脈は片側に著しく偏っていてまるでナイフのよう
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(2012年7月撮影) |
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台地上でもよく見かけるネムノキ
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下に比べると花が咲くのは一週間くらい遅いかもしれない
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咲き始めの頃。薄緑色の萼片に包まれた雄しべの赤い花糸が小さな花束のようでとても綺麗でした
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今日の目的は雌しべ、雄しべとの違いが分かるでしょうか
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矢印が雌しべ。雄しべの赤い花糸に比べて全体が白色、僅かに長くて少し突き出ているようです
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更に拡大、雄しべとの違いがよく分かると思います。しかしこんなに小さくて花粉がつくのかね、付くから実が出来るんでしょうが
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果実(2022年11月撮影) |
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平尾台台上ではあまりネムノキを見かけませんでしたがここでは花を撮った記憶がありますがあまり状態が良くなかったのでボツ
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花を多く咲かせていた割には果実は少ない、果実の色は地味ですが青空に映えています
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花はマメ科らしくないけど果実はマメ科らしい莢になります、でも超薄っぺら、まるで種子を埋め込んだような窪みがあります
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光に透かしてみると種子は莢の幅より更に小さい、先端ほど種子が小さくなる傾向があるような
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今まで種子を見たことがなかったので開いてみました、ちょっとコツが有り長辺側からだとなかなか開きませんが先端から開けると簡単に開きました
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窪みに収まった状態を撮りたかったけど開いた時点でバラバラ
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大きさは7,8mmの超楕円形、両面に浅い窪みがあります
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まだ細い臍の緒が残っていました
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果実(2012年10月撮影) |
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ちょっと分かりにくいですが葉がすっかり少なくなったネムノキに実が沢山生ってます
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短冊のようにぶら下がる多数の莢
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これで風鈴のように鳴っていたらさぞかし賑やか、当日は無風でカサカサの音もしませんでしたが
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見かけは大きいですが厚みは紙のように薄っぺら。他のマメ科のように中の種を飛ばすのでなく莢ごと風に吹かれて飛んでいくんでしょうか
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