ネジバナラン科ネジバナ属 白花
花粉塊
果実・種子
(2022年7月撮影)
ネジバナの捻れ方は様々、それを探すのも楽しい、これはネジバナであるのを忘れた子、全く捻れていません
こちらも捻れてないけど色がかなり薄い
180°回転で終わった子
初めの内は捻れてないが途中で私はネジバナだったんだと慌てて捻れ始めた子
両腕挙げて歓迎、でも舌を出してアカンベー
捻れているのか捻れてないのかわからない子
白花もありました、これも捻れているのかいないのか
もうガラス細工の花、奥に蕊柱が見えています
かなり色の濃いのがありました
もうデジカメならではの世界
普通ラン科の唇弁は派手ですがこれはほぼ白一色、むしろこれくらいの方がいいですね
今までのベストショットかも。奥に花粉塊が見えています
(2020年6月撮影)
中央のやや色の濃いのが背萼片、その左右のが側花弁、ガラス細工のような唇弁、その左右のが側萼片
花の背後、河童の甲羅のようなのが苞のようです
花軸には毛が密生、腺毛が混じっているようです
背萼片にも毛が生えている、これも腺毛のようだ
線形の葉、茎の左右に伸びている
(2018年5月撮影)
台地上で咲いていたネジバナ、台地上だけでなく秋吉台全体でも割と少ない。地元の方の話によると昔はもっと多かったそうで減ってきているようです
これは花つきが随分いいなと思ったら2株が絡んでいました
やや乱れているが普通に捻れているネジバナ
もう一つは花が片側に偏って全く捻れていないネジバナ、捻れ方は色んなタイプがあります
両腕を上げて歓迎(違)、腕のように見えているのが側萼片、白いのが唇弁、上側に3つ尖って見えている内中央のは背萼片、左右のが花弁です。花の奥に茶色く見えているのが蕊柱かと思いましたがなんか違う
拡大してみました、昆虫かな
足も見えている、やはり昆虫のようです。でもラン科の花粉はバラ売りじゃなくまとめ売リ(笑)、花粉塊としてつけるのでこのような小さな昆虫では運べないでしょう
これは蕊柱が見えているかな、花粉塊はもう運ばれたのかもしれません
肉眼で見ても可愛いけどドアップで写しても美しい。でも紛れもなくラン科なのにあまりラン科と感じさせません
(2016年5月撮影)
台地上では意外と少ないネジバナ
やはりネジバナはこうでなくてはね
ガラス細工のような花は美しくてドアップにもたえるな
内部に見えている白いのは蕊柱でしょうか、黄色いのは花粉塊かな、内側に短毛が密生している
葉は線状倒披針形
白花(2017年6月撮影)
ネジバナを見ていたら白花が一株ありました、秋吉台では初めて
シロバナネジバナとも言いますがハナが重なるのでシロバナモジズリとも、モジズリがネジバナの別名
白花の場合多少色が残ったりしますがこれは真っ白
何故かドアップ撮ってなかったな、しかも茎の陰になっているのばかり撮ってる
果実・種子(2021年7月撮影)
すっかり枯れていますがまだ直立しているネジバナ
すっかり枯れた花被片も残っている、基部に残っているのは苞のようです、果実はラン科らしく縦に裂けています
果実は2重になっているような、外果皮内果皮があるんでしょうか
手の上にばら撒いていました、ラン科なので種子が極小なのは承知済み
細長い種子なのはなんとかわかります、大きさ0.2mm程、白いのは何でしょう、未熟な種子かと思いましたが
どうやら翼のようで中央やその左上で種子に翼が付いているのがわかります、これもラン科の種子に見られる特徴、でもバラバラ担っているのも多く外れやすいんでしょうか
花粉塊(2008年7月撮影)
背中に何かがついていたのでズームアップ。どうやら花粉塊のようです。多分ネジバナのかな
上から。本人はこんなお荷物を背負っているのに気がついているのかな
2個で一対になっているのが分かるかと思います。しかしこんなとこで道草をしていてはせっかくのネジバナの戦略が無駄になってしまう

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