ナガエコミカンソウコミカンソウ科コミカンソウ属
(2016年8月撮影)
土砂捨場に咲いていたナガエコミカンソウ、今まで秋吉台では1ヶ所だけだったので記憶の為アップ、でも場所が場所だけに生えるかどうか
雌雄異花ですがコミカンソウと違い一つの葉腋に雄花雌花を両方つけます、柄の長いのが雌花、短いのが雄花
花弁はなく萼片だけ、これは雌花、花柱は3本で先端が2裂する、萼片は普通5枚だがよりによって1枚だけ撮ったのが6枚とはね
既に果実が出来ていますが雄花は残っていて花柄が短いのが分かります、でも果実の果柄も短いな。垂れ下がった花は受粉しなかった雌花でしょうね
(2016年8月撮影)
道端に生えているナガエコミカンソウ、ここは一度草刈りされましたがその後また生えてきたようです。別名ブラジルコミカンソウだが原産地はアフリカやインド洋の島、なんでブラジルとついたんでしょうね
茎を真っすぐ伸ばし長い枝を水平に伸ばしていく
葉腋に数個の花を咲かせる、長い花柄があってまさしく長柄
雌雄異花でこれは雌花、同じ葉腋から雌花も雄花も出ます。萼片と花弁の区別はないようです
花被片5枚、周辺が白く中央が緑色でなかなか綺麗。雌しべは3本、柱頭が2裂している。子房の基部に粒々のようなのが見えていますが腺体でしょうか
既に子房が膨らみ始めていますがまだ雌しべが残っている、コミカンソウと違い果実の表面は平滑
こちらは雄花、雄しべは5本
(2015年7月撮影)
秋吉台では初めてのナガエコミカンソウ
茎を真直ぐ伸ばし水辺に枝を広げる
文字通り葉腋から長い柄を伸ばして花を咲かせる、柄の色が途中で変わっていますね。葉には短い柄があり線形の托葉がある。雌雄異花で雌花は葉の上、雄花は葉の下につけるとか
葉は就眠運動をするそうでコミカンソウと違い下向きに閉じる。就眠運動とはいえ真昼なんだけどな、強い日差しを避けているんでしょうか
雌しべの柱頭は3裂、更に先端は2裂
子房が膨らみ始めています、コミカンソウのように赤くはならず淡黄色どまり

inserted by FC2 system