ナガエフタバムグラアカネ科フタバムグラ属 果実・種子
(2020年9月撮影)
何時もの場所のナガエフタバムグラ、他の雑草と紛れているが意識して探しているので見つかるけどそうでなければあっさり見逃すかも。まだ蕾が多かった、あるサイトによると夕方から咲き始めるそうだけどこれは午後1時頃、ひょっとして午後からゆっくり咲き始めるのかも
名前の通り長い柄を持った花、花柄が無いか短いフタバムグラはまだ見たことがないですが中間タイプもあるそうです
葉腋に花をつけますがこれは茎頂部にありました
花の大きさは3,4mm、花冠は4裂、雄しべは4本、柱頭は2裂するようだが花粉がついているせいかはっきりしない
線形の葉、ほんとに細長い。外来種のタマザキフタバムグラがあるそうでそれは少し幅が広い
こちらは例の休耕田に生えていた。すっかり草刈りされていたので周辺部を重点的に探して見つけました、もっと前から咲いていたんだろうな
こちらの方が背が高くなっているから撮りやすかった
花冠が5裂しているのもありました、雄しべも5本
既に未熟な果実が出来ています、花の時の子房と比べると膨らんでいるのが分かる
(2015年9月撮影)
咲き始めたナガエフタバムグラ、ここは群生していて細い茎が見えているのがそれです
葉腋から長い花柄を伸ばして花をつける、フタバムグラが1−3mmなのにたいしてこちらは5−8mm、でも中間型もあるようだ。フタバムグラはまだ見たことない
普通花冠は4裂するがこれは5裂、雄しべも5本、柱頭が2裂している
こちらは普通に4裂した花、それに従って雄しべも4本
花の基部に丸く見えているのが子房、上の萼片は果実期にも残る
対生する葉は線形で細長い
(2014年9月撮影)
去年稲刈り後の田圃で僅かに咲いているのを見つけましたが別の場所のあぜ道で群生していました。ここはよく来るとこだけど微妙に通らないあぜ道、花が咲いていても気がついたかどうか分かりませんが
花は殆ど終わり実が生っていました
それでも僅かに花が咲いていた、葉は線形で対生
花柄を伸ばして上向きに咲く花、タバコのパイプのようです。既に子房が膨らみ始めているような
上向きなので花は比較的撮りやすい、花冠は四裂、雄しべは4本で葯も柱頭も白色
果実・種子(2016年10月撮影)
丸い果実を付けたナガエフタバムグラ、大きさは3,4mmと小さい。完全に後ピンになってしまった
皮を剥いてみました、果実が2個入っているようです、表面に見えているのが種子のようで中ではなくて表面に埋め込まれているような
果実の表面に細かな突起、種子にも細かな突起があります
3週間後もう一度来てみました、果実は大分熟してきていて茶色くなっている
果実の上が開いているので振っただけで種子がパラパラ出てきます
大きさ0.5mm程度の極小の種子、表面に細かな突起が見えます

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