(2023年10月撮影) |
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春の花のムラサキサギゴケですが秋に咲くこともあります
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トキワハゼより花が大きいが黄色い斑紋は小さそうです、これはちょっと色が薄い、白花のサギゴケとは区別しないこともありどちらもサギゴケと呼ぶこともあります
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下唇中央裂片が盛り上がり粗い毛が生えている、上唇の下に2裂した柱頭、その脇に雄しべも見えている
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ピントが手前にあったけど2裂した柱頭、上唇も浅く裂けている
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長い走出枝を伸ばし先端に花をつけている、走出枝を出さないトキワハゼとの決定的な違い
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走出枝の葉は倒卵形で無柄
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葉腋辺りから発根しています
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根が地面に食い込んで軽く引っ張ったくらいでは抜けなかった
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(2019年4月撮影) |
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畦道の草むらの中に咲いていたムラサキサギゴケ、一緒にヘビイチゴの葉も見えている、他にオオイヌノフグリ、カキドオシ、オオバコ、ミミナグサの葉等々
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時には茎を立ち上げて花を咲かせる、このように反対向きに咲いていることも多い
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花が大きく紫色、これくらいならトキワハゼと迷うこともなく
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下唇の中央に2状の隆起、白と褐色の斑紋
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隆起部分に剛毛が生える、上唇と下唇の間に僅かに雌しべと雄しべが見えている
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上唇を取ってみました、雌しべは長い花柱に2裂した柱頭、雄しべは長短2組、シソ科の特徴だけどサギゴケ科
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上から見ると雄しべは左右から伸びて中央で葯が鉢合わせしている
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長い花柄には腺毛が生えている
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走出枝を伸ばして増える、根生葉は細長いが走出枝の葉は丸っぽい
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近くで大群生していた、この時期あちこちで見かけます
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横から撮って群生状況を強調
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かなり白っぽいのがまとまって咲いていた
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白いサギゴケという程ではないがかなり白い。サギゴケとムラサキサギゴケを区別しないこともあるようです
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(2018年3月撮影) |
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田んぼの畦道に咲いていたムラサキサギゴケ
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トキワハゼより一回り大きいし色も濃いから間違えることはないでしょう。別名サギゴケ、白花もサギゴケと言います。普通ならサギゴケがあってその白花をシロバナサギゴケと呼びそうですがこれは逆。区別しないこともあるようです
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普通上唇先端が反り区別点になりますがこれはそれ程ではない
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左や上に伸びているのが匍匐枝でこれで増えていく。他の植物でも匍匐枝は確認したことがなかったので今年は他のでも確認しなくては
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節から発根して増えますがこれはまだのようです。茎に毛が密生
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こちらは別の場所、日当たりの良い畦道
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下唇に2条の隆起、そこが白くなりオレンジ色の斑紋、剛毛が生えている。奥に丸い柱頭が見えている
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萼片に繊毛が生えている
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花冠がポロッと落ちて長い雌しべが残っていました、柱頭が扇状に広がっています。あれが正面から見ると円形にあなるのかな、ラッパ状に開いているのかもしれない
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落ちた花冠の上唇を除いてみました、長短2組の雄しべがあります。花の構造はシソ科に見えるけどサギゴケ科なんですね
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(2017年3月撮影) |
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農道の草むらの中に咲いていたムラサキサギゴケ、周りの5小葉のはオヘビイチゴの葉でしょうか
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トキワハゼよりも花が大きく紫色も濃く華やかです、花の奥に黒く見えているのは訪問昆虫
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上唇の前に2裂した雌しべの柱頭、その脇に雄しべの葯が見えています
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上唇をとってみました
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長く伸びた雌しべ、長短2組の雄しべ、これだけ見たらシソ科的特徴ですね
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柱頭が蛇の口のように開いている、細かな毛が生えているようでやはり花粉が付きやすくしているんでしょうか
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