ムカゴトンボラン科ミズトンボ属
(2015年9月撮影)
今年も無事見つけることが出来たムカゴトンボ、最初に見つけたのがこれまだ蕾でした。場所を覚えているから(それでもハッキリした目印がなくうろ覚え)なんとか見つけられたけどそうでなければ見逃すだろうな
この付近を慎重に捜索、踏み潰さないよう足元をしっかり確認しながら探していく
一度見つかると次から次へと見つかります、とは言えちょっと目を離すと前の場所が分からなくなる
既に黒くなっているのもありました。結局この辺りだけで9株みっけ、今年はこれでも多かった
あっかんべーをしたような花、左右に伸びているのが側裂片、下に伸びているのが中央裂片
側裂片が上で○を描くことがありますがこれがギリギリ、殆ど見かけませんでした
ガッツポーズ
まだあまり開いていませんが側裂片と中央裂片が出ています。咲き始めたばかりなのに既に黒くなり始めている
側萼片先端が黒くなりまるでバッタの幼虫のよう
(2015年9月撮影)
笹原から顔を出したムカゴトンボ、日当たりの良い湿地に生えますがとても湿地とは思えない。逆にこういうのが生えていることが秋吉台が湿地である証拠なんでしょうけどね
こちらでは同じ場所から二株出ています、ムカゴトンボとしては贅沢な出方(笑)。今年は雨が多かったせいか例年に比べて多く出ているようです。と言っても絶対数は少ないですが
長い茎を伸ばして緑色の花を総状につける
これはまだあまり開いていない花
唇弁は三裂し中央裂片は舌状に垂れ下がり左右の裂片は糸状、左右に出ているのは側萼片。こういうのが見たかったのよね、去年はあまりいい状態のがなかったからな
側萼片の間に見えているのが側花弁でその中央にちょっと突き出ているのが背萼片、距は棒状で垂れ下がる
基部にある葉、普通大きなのが2枚で小さなのが数枚付く程度

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