ムカゴソウラン科ムカゴソウ属
(2017年7月撮影)
笹原の中から突き出てたムカゴソウ、台地上で最も探すのが難しい花の一つです
色も姿も超地味な花、これでもラン科です
上部に3枚の萼片がありそこから垂れ下がっているのが唇弁、3裂していて側裂片が長く中央裂片は短い、前の写真で半分くらいのが見えています
葉も線形で細長くラン科らしくない
もう一株ありました、この日見つけたのは2株だけ、笹原の中でもそれ程笹が茂ってないような場所に出てきます
上部はまだ蕾
正面からの様子、日が当たっていたので割と鮮明に撮れたけどさほど違いはない
(2014年7月撮影)
希少な上に目立たないので見つけにくいムカゴソウ、昨年見つけた場所では出ていなくてこれは大分離れた場所
細いので長く伸びているように見えますがこれでも笹原に隠れている
全身薄緑色、上の方はまだ蕾で下から咲いてくるようです
ラン科といえども見慣れたラン科とは随分違う
下に糸状に突き出ているのは側裂片
正面から見ると足の長い猿の人形のよう、即裂片の間に見えている突起状のものが中央裂片、唇弁は三裂、側萼片もあるのかな
葉は線形ー広線形、基部が茎を抱く
別の株、側にあるのはカキラン
こちらは笹原から顔を出している、葉は全く見えず光合成など出来そうもないけどね。まだ葉が伸びてきてない頃しているのかな
こちらは花の数が極少ない、この辺りに都合4株ありました
(2013年7月撮影)
とうとう見つけたムカゴソウ、一昨年から探しはじめやっと目の前に現れてくれました。先週も探したけど見つからずこの日も殆ど諦めかけた頃やっと見つけることが出来ました
すぐ側にも2株と計3株ありました
濃い緑の笹藪の中に薄黄緑色の花を咲かせる、こりゃ分かりにくい
上の方は蕾が多くまだ暫く咲いてくれるようです
下にぶら下がっているのは唇弁、蕊かなんかかと思ってた。三裂するが中裂片は短く突起状で側裂片が長くなる。距はない
唇弁は強く曲がったりそれ程でもないのや開き気味のなどいろいろ
細長い葉、笹藪の中では殆ど日が当たらないと思うけどな。すぐ側には笹が茂ってない場所があるのになんでそっちの方に生えないのかな
撮影中はちょうど雲の影に入りましたが終わった頃はまた青空、暑いこの時期にここに来るのはほんとしんどい。でも見つけることが出来たので帰りは足が軽かった

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