ミズタビラコムラサキ科キュウリグサ属 果実・種子
芽生え
(2020年11月撮影)
群生地のミズタビラコが花を咲かせていました、ただこれは多分に予想していました
本来初夏の花ですが年中咲いているような気がします、真冬には来ることはないのでわからないけどこの様子では咲いているような
株自体は随分ありましたがさすがに花を咲かせていたのは5,6株、それでも普通に咲いていました、既に果実になっているのもあります
これは蜜ではなく朝露だろうな、雄しべの葯も鮮明に撮れています、さすがに小さすぎてよくわからないけど
5弁花ですが6弁のがありました
副花冠も6個、雄しべも6本あるようです、柱頭は普通に2裂かな
4弁のもありました、ちょっと見に来てみただけだったけど色々収穫がありました
(2018年4月撮影)
林道のど真ん中に生えているミズタビラコ、ここは3年前に見つけましたが少しずつ増えています
今までは生えていなかった道路脇にも生えていました
ここでは高さ10cm程度、タビラコと名がついていますがキク科のタビラコとは全く関係がありません。似ている要素は全く無いよな
サソリ型花序、下から咲き上がっていきますが同時に咲いているのは数個程度です
花冠は5裂、淡青紫色で基部が白く突起のような副花冠がある。内部に雄しべの葯が見えていますが詳細は無理
花冠が4裂しているのもありました
楕円形の葉、ムラサキ科らしく主脈ばかり目立つ
茎や萼片に伏毛がある
(2016年5月撮影)
この場所で2年ぶりに見かけたミズタビラコ、去年はどういうわけかご機嫌斜めで咲いてくれなかった
湿っぽい場所を好む、他でも咲いていそうだけど今の所実質ここだけ。昨年林道で見つけたけどあてにはならないからな
所謂サソリ型花序、下から咲き上がっていきますが一つの花の寿命は短くても花序全体では長くなる
ほんのり淡青色の花、画面下側の花は既に三角形の4分果をつけている
副花冠は白色、中に雄しべが見えています。花粉も出ているようだ
果実(2016年5月撮影)
林道に生えているミズタビラコ、ここは15年に花を見つけたけど16年には見つからずなくなっていたかと思いましたが無事だったようです
上の方はまだ白く未熟
下の方は茶色く熟していました
これは種子ではなく果実、4つが行儀よく収まっています、一つの大きさは1mm程度
三角錐形の果実、種子だって果実だって丸いのが多い中でこんな形も珍しい
芽生え(2018年4月撮影)
林道のど真ん中に群生しているミズタビラコ、中央のは花を咲かせ始めていますが周囲には多くの小さな株が見えています
本葉が多く出た株、基部にはまだ小さな子葉が見えています。(右上のはコツボゴケのようです、この記事を書いている頃友達のブログで見かけました)
これは子葉のように見えますが本葉です
下側に子葉が見えています、本葉には窪んだ主脈が見えていますが子葉のは目立ちません
これが芽生えたばかりでまだ子葉だけ、先端が尖っている
本葉が出始めている
本葉が大分伸びてきました、第一葉は対で出ることが多いですがこれは1枚だけのような
枯れ葉の破れ目から出てきた芽生え、芽生えには水と光が必要なようでこれも破れ目がなければ芽生えなかったかもしれません

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