(2022年8月撮影) |
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この日の一番の目的はミヤマウズラ、ここにはたくさん咲いていました、今まで見てきたのは一株だけのを4,5回程度、この日1日だけでその数倍以上見ました。これが最初に見かけた株、岩の上に咲いていました
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こちらは斜面、不安定な場所ですが長い花茎を伸ばしています
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3株、この下にも3株あった、この一ヶ所だけで過去の総数を超えたかも
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8月に来た時に葉を確認していた場所、花は咲いているが何故か茎が折れていた、花茎を伸ばしていない葉も見られます。右下に見えているのはテイカカズラ、ちょっと似ています
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前記辺りからサッパリ見かけなくなりやっと見つけた一株、ある場所から先ではこれに限らず野草はあまり見かけなかった
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咲いているのは全部撮ったつもりでしたが最初の1枚の手前で咲いているのもありました、やはり見落としがあるな
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花は下から咲いていきますが一番上のが咲いてもまだ下の方もきれいで一つの花の花期は長いようです
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もう鳥が飛んでいるよう、萼片もそうですが斑紋も顔にしか見えません
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列をなして飛ぶ渡り鳥状態
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左右羽のように見えているのが側花弁、顔のように見えている両側が側花弁、先端に茶色い斑紋がある、初めは花粉塊かと思いました、縁が半透明、中央下に唇弁
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これはもう馬顔にしか見えない、唇弁先端にも斑紋がある
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側花弁先端の斑紋は初めの頃は緑色、下の花で緑から褐色に変色中です
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花の奥のピンク色のはなんでしょう、唇弁の基部なのかな、黄色いのは花粉かも知れません
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これは唇弁の様子がわかります、これは先端に斑紋がない
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花の奥に見えているのが蕊柱なんでしょうか
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半透明の側花弁、斑紋はほんと葯のように見えます
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ピンク色のが背萼片、側花弁ともう一体化しているような、背萼片には毛が生えているが側花弁は無毛
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茎や花柄など全体に毛が多く腺毛も混じっている
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萼片にも腺毛
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腺毛拡大、腺毛が混じるというより殆ど腺毛ですね
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葉はロゼット状につく、この模様が鳥のウズラの羽模様に似ているから深山鶉
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(2017年9月撮影) |
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流石にこれには思わず目を疑ったミヤマウズラ、見られるなんて想像さえしてなかったからな、元々非常に少ない上に盗掘されやすく秋吉台では2度目、通算でも3度目、前の場所は教えてもらったけどここは自力で見つけたことに価値がある(笑)
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両手を上げて歓迎しているような姿、これで高さ10cm程度
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目玉のように見えたのは上唇の模様のようでした、ラン科らしさはあまり感じません
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逆光で撮ると全体にうっすら毛が生えている
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花弁や萼片花柄に毛が密生、腺毛もあるようです
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基部に毛がありますが2枚は枯れている
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すぐ側に茎を伸ばしていない株がありました、この模様が鳥の鶉に似ていることから名付けられました
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(2013年9月撮影) |
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秋吉台では初めて、通算でも2度目のミヤマウズラ、ミヤマとついていますが比較的低山で見られます
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高さは6,7,・・・8cmはなかったかな(計らなかったなけど)。2年前のイメージでは30cmくらいあったから(これも頭の中でイメージが膨らんでいたかも)こんなに小さいとは思わず危うく見逃すとこでした
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鳥が飛ぶような姿の可愛い花
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花の中に見えているのは葯でしょうか
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花弁や萼片、茎に毛が密生
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逆光で撮ってみると腺毛でしょうか
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葉に鳥のウズラのような模様があるから名付けられましたがこれはあまり模様が目立たない
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果実(2023年10月撮影) |
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ミヤマウズラの果実も見に来ました
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こちらもまだ萎れた花被片が残っていますが子房が膨れています
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まだ腺毛だらけ、ゴミがついている
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こちらはだいぶ茶色くなりラン科らしい稜が見えている
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果実(2009年1月撮影) |
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ラン科らしい果実になっていたミヤマウズラ
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種はすっかり飛んでもぬけの殻
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芽生え(2023年8月撮影) |
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まだ花を咲かせる前のミヤマウズラ、小さな芽生えもたくさんあったので撮ってみました、これらは今年はまず花を咲かせない
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これは本葉でしょうが次から出てくる葉は丸まって出てくるようです
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これも本葉かな
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更に小さな1cmもない株、あまりミヤマウズラらしい模様がないですが大きくなった葉でもそういうのがあるから株による違いでしょうか
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右下に見えているのが子葉でしょうか、本葉とは葉脈の様子がハッキリ、これが子葉だとしたら早期に枯れていくようです
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