ミミカキグサタヌキモ科タヌキモ属 果実
(2022年9月撮影)
以前見つけていた小さな湿地、ひょっとしてアカバナが咲いているかなと思ってきてみましたがそれは咲いてなかったけどミミカキグサが咲いていた、真っすぐ立っているのは多分コケオトギリ、それにしてもここは周りは人の背丈程ある草が生い茂っているがここ2,3m四方だけ生えておらずポッカリ空間が残っています、水浸しの場所でもないのになんで
右にミミカキグサ、左にコケオトギリ、他にヒメシロネも多かった
霧がかかっていたので水滴が付いていていい雰囲気、距の先端に蜜が貯まっているかな
もう水滴だらけ、上唇になにか見えていて蕊かと思ったけど斑紋のようでした
下唇の大きな膨らみ、上唇とは隙間があって昆虫が多少入りやすくなっています、この膨らみも昆虫を選別しているんだろうな
下唇先端は浅く2裂、上唇株はやはり斑紋ですね
地面に散らばっているように見えるのはどうやら葉のようです、もっと拡大すれば良かったけど撮影時は他の種の芽生えかと思っていた(汗)
(2009年9月撮影)
湿地から真っ直ぐ茎を伸ばして黄色い花を咲かせているミミカキグサ。根元に小さな葉も見えてます
これで2度目だけど前の場所は見られなくなっていたからちょうどよかった
正面から。長い距が見えてます
薄茶色のは萼片かな
(2007年10月撮影)
池の周りの文字通り湿地に沢山咲いていた。初めて見るけどこの変わった名前は忘れようが無くすぐ分かった
プランクトンを捕獲する食虫植物、この類は初めて見たかな。花でなく果実が耳掻きに似ているから名付けられたそうだ、尚更果実も見てみたい
色以外はマツバウンランによく似てる。でもむこうはゴマノハグサ科なのにたいしてこちらはタヌキモ科
長い距がある辺りもマツバウンランに似ている。中央が膨らんだ花弁はまるで女性の帽子のよう
果実(2023年10月撮影)
これも花を撮ったのと同じ場所、果実を撮ってみました、もっともすぐ果実になるのでほぼ花と同時に見られますが
果実を包んだ萼片、空っぽのことも多い
中を開けてみたら果実が入っていた
長さは1.5mm程、花柱も残っているし種子の大きさは0.2,3mmだそうでこれは果実
もう一つも花柱が残っていました、この時はこれが種子と思っていた
果実(2022年8月撮影)
下の方は果実になっていました、これが耳掻きに似ているところから耳掻草
萼片に包まれた朔果、1個しか入ってないように見えます、ここのはどれもそうでした
まるで恐竜が口を開けているよう、外側の大きなのは萼、内部に果実が見えていますが、既に開いた状態です
一番内側のを取り出してみました、前にも見ていますがやはりこれは種子ではなさそう、内果皮かな、既にばらまかれた跡のようです

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