メマツヨイグサアカバナ科マツヨイグサ属 果実・種子
ロゼット
芽生え
根茎
(2019年8月撮影)
遊歩道の舗装の隙間に生えていたメマツヨイグサ、これもどこでも見られるので撮るのも気分次第、因みに次の時来てみたらすっかり刈り取られていて形見の写真となりました
夕方から咲き始め早朝まで咲いている、これは7時過ぎの撮影、まだしっかり開いている
オオマツヨイグサより花は小さいしコマツヨイグサよりずっと背が高いので区別は容易
8本の雄しべからビーズ状になった花粉が出ている、オオやコは4裂した柱頭がはっきりしているがこちらは目立たない
緑色のが柱頭のようで4裂しているのがなんとか分かる
撮影中に花が丸ごと落ちてきました、萎んだ花はコ程赤くならない
太い花柄のように見えているのは萼筒、もしくは花托筒、その下に緑色に見えているのが子房
萼筒に腺毛が生えていますがオオ程多くはなさそうです
子房には上向きの毛が生えていますが腺毛は生えていないようです
茎頂部、蕾ではないですがまるで別の花が咲いているよう
茎は根本からいくつも分岐する
茎にも毛が生えているがやはりオオ程多くはない
(2016年7月撮影)
高さ2m以上はあろうかと思われるメマツヨイグサ、図鑑などに書かれている草丈はほんの参考程度にしかなりません
夜の間に咲いて朝には萎む1日花、でも涼しくなると昼でも咲いている時があります。花は萎んでもコマツヨイグサのようには赤くならない
花弁は4枚で先端が少し凹む、花弁の間に隙間があるのをアレチマツヨイグサと言うことがあるそうだけどその程度で区別する必要があるのかと思ってしまう。因みにそのようなのはまだ見たことがない
花弁も葯も花糸も黄色、中央に少し緑がかっているのが柱頭でしょうか、普通4裂する
萼片は反り返る
葉腋から出た少し太く緑色の部分が子房だそうです、その上の部分が萼筒。子房というと丸く膨らんだイメージがあるからあまり子房と感じられない
茎や葉柄に毛が密生
葉は長楕円状披針形で先端が尖る、波状の鋸歯がある
果実・種子(2007年12月撮影)
昨年これを見てなんだろうと思っていたけど今年はこの場所で花を確認しているからすぐ分かった。メマツヨイグサの実だ
下の方から熟して先端が裂けてきている
分かりにくいですが種も見えています。これ以上裂けないのなら種が飛び出しにくいけどこれも強風を待って種を散布するのかな
ロゼット(2015年11月撮影)
数多いロゼットの中でも一番ロゼットらしいかなと思うメマツヨイグサ
中央部がまさしくロゼット(薔薇)です
晩秋のせいか紅葉しているのもありました。古い葉や縁が赤くなっているようです
こちらは中央部が赤くなっています、こうなるともう花みたい
芽生え(2012年2月撮影)
一面にタイルを敷き詰めていると思ったらどうやらメマツヨイグサの芽生えのようでした、芽生えと言うより小さなロゼットですが
地面にはを広げて太陽の光をめいっぱい受けられるし地熱もあって暖かいだろうし冬を過ごすには理想的。左隣のはオランダミミナグサかな、細い葉はなんだろうスズメノカタビラかな。
場所取りも大変、こちらは周りの苔が生長してきたのかロゼットの部分が窪んでいる。上のはキュウリグサのロゼット
根茎(2013年10月撮影)
おやこんなとこにニンジンがと思って撮ってみたけど畑じゃないし畑の跡地でもないしそもそも葉が全然違う
根生葉を見てみるとメマツヨイグサのようです
それにしてもニンジンそっくり、越年草でロゼットで冬を過ごすけど地下にこんなに栄養を蓄えているのね。イノシシなど動物が掘り起こしたにしては綺麗すぎるから誰か人間が掘り出したのかな

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