メガルカヤイネ科メガルカヤ属 果実・種子
(2019年7月撮影)
台上で普通に見られるメガルカヤ、久しぶりに撮ったなとは思ったけど過去の記録を見てみたら2008年一度きりだった
メガルカヤのメは雌、でもオガルカヤに比べて随分ごっつい
これが一つの小穂かと思いましたが違ってた、緑色の長い葉状のが苞葉でその中に6,7つの小花が入っているそうです
小花の内一つだけが両性で後は雄性だとか。長い芒は両性の小花から伸びているそうです
イネ科らしい蕊、葯が割と大きい
苞葉には長毛が随分生えている
毛の基部は瘤のように膨れている
葉鞘の葉は縁に長毛が生えている
葉舌は短いがハッキリしている
(2008年9月撮影)
イネ科も一つくらいと言うことでメガルカヤ。これも背高く伸びていたけどそう言う状況を撮ったのはみなピンぼけ
毛が凄い
大きな図体とは関係ないだろうけど雄しべも大きくこれで5mmくらい
こちらは雌しべ、やはり大きい
果実(2019年11月撮影)
イネ科を果実として撮るのは初めて、これはメガルカヤ、どこにでもあるし区別もしやすいし果実も大きいので最初の一つとしては最適だった
花序は6,7個の小穂からなり両性花は1個だけで後は雄性、両性花だけ長い芒が出ています。初め果皮を取ってみたら空ばかりだったので果実がもうばら撒かれたのかと思いましたが優勢だったようです、一番外側に見えているのが苞葉
芒には捻れがあります、これが湿度によって伸び縮みして果実を地面に埋めていくようです
芒には上向きの毛が密生している
芒を摘めば簡単に果実を見ることが出来ます、まるで釣りの疑似餌、穎果と言う痩果の一種で果皮と種皮が密着しています、素人的には種子と思ってもいいかも。この時点ではまだ果皮をとることはしなかった

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