(2019年8月撮影) |
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今まで見ていたマツカゼソウは薄暗い林内でしたが新たに群生地が見つかったので来てみました。前の場所より数がずっと多い
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株も大きく花を多く咲かせていた。前の場所では株も小さく花を咲かせていないのも多かった
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明るいから撮りやすい、この日は曇り空だったけどそれでも前の場所よりずっとマシ。手前左の花は雄しべが出ていますが右のは雄しべが落ちて緑色の子房が見えている
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雄しべは7,8本、緑色の子房からはまだ雌しべは伸びていないかな
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雄しべが落ちて子房から雌しべが伸びている、普通子房は4つだがこれは3つ
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偶々柱頭にピントが合った、毛のような突起が見えている。子房それぞれから花柱が伸びるが合着して柱頭は一つとなる
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花弁に斑点のようなのが見えていますがこれが腺点のようです。これを撮りたかったけど前の薄暗い場所では無理だった
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内側から見ると水滴のように見えますが内側だから水滴じゃないでしょうね。右側の蕾の萼片にも腺点が見えているようです。子房株に柄がありその基部にリング状に見えているのが花盤
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もう1枚、ほんと水滴のように見える、蜜を出しているんでしょうか
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(2016年8月撮影) |
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薄暗い林内に生えているマツカゼソウ、今の所見ているのはここだけ
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株は幾つも生えているのですが花を咲かせているのは一番大きな株のこれだけ
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円錐状に集散花序を付ける
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真っ白な花弁は4枚、雄しべは長短があリ長いのは花外に突き出ている。雌しべも突き出ていて花柱は薄い緑色
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4つの子房から突き出ている雌しべ、雄しべは落ちたようだ
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花弁が落ちて子房に柄があるのが分かります
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3回3出羽状複葉、小葉は楕円形〜倒卵形
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(2013年10月撮影) |
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まだ咲いていたマツカゼソウ
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秋吉台でも生えているが未だ見つけられず。今まで見た場所はみな似た環境の場所だからそういう所を探しているんだけどな
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もう青い実になっているのも多いが綺麗に咲いているのも多い
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雄しべは6−8本、雌しべは1本に見えるけど3−4個の子房から1本ずつ花柱が出て合着し1個の柱頭になる
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雄しべの長さは随分不揃い
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雄しべが脱落、子房に柄があり花柱と合わさってまるで子房を貫いているようです。花柱に隙間があるようで合着している様子が何とか分かる。基部には杯状の花盤がある
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果実・種子(2019年12月撮影) |
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いつもの場所のマツカゼソウ、今年新たな場所を見つけそちらの方が明るいので撮ろうかと思いましたがやはり突入しづらい
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横からの撮影はピントが合わないことが多いのでオートフォーカスやマニュアルピントで幾つか撮影、こういう時に限ってオートで撮れた
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かなり薄暗い場所なのでやはり手ブレしています
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林の外に取り出して撮影、果実の大きさは5mm程、普通3,4分果になります
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葉の上にばらまいてみるとまるで昆虫の糞(汗)
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大きさ1.5mm程の楕円形の種子
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粒状突起だそうですがとにかくゴツゴツ、市販のミカンにも偶に種がありますが同じミカン科でもまるで違います
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果実・種子(2018年12月撮影) |
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すっかり果実になっているマツカゼソウ、葉にまだ緑が残っていますが常緑ではなかったと思う。
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細長い枝の先に果実をつけている、薄暗いのでぶれまくっている
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コクサギと同じミカン科で果実も4分果とよく似ています、こちらの方がずっと小さく4mm程度
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乾燥によって果実が開き種子をばらまきます、コクサギと違いこちらははじき出すことはない、なので果実がついている枝が細長く風に揺られて種が飛び出るんでしょうね
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果実を一つだけとって林の外に出て撮影しました、1分果に2個の種子が入っていた、画面上に未熟な種子が見えているので3個入っていたかもしれない
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種子の大きさは1.5mm程、凄く凸凹している、粒状突起だそうです
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芽生え(2016年5月撮影) |
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薄暗い場所に生えているマツカゼソウ、周りにフユイチゴやミゾシダが見えている
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薄暗いせいか草があまり生えておらず芽生えが確認しやすいと思って観察してみました、矢印のがマツカゼソウの芽生えかな、右端に見えているのは多分オオイヌノフグリ
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左右のが子葉で上下のが本葉
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横から見た様子
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これは本葉の基部に小さな葉が見えています、複葉になりつつあるんでしょうか
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横から見ると茎がくねくねしている。これはマツカゼソウの芽生えかどうか確信はありません
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