マサキニシキギ科ニシキギ属 果実・種子
(2022年7月撮影)
頭上の樹木の枝に白い花が咲いていた
引き寄せてみるとニシキギ科の花、マユミとかもうすっかり終わっているし何かあったかなと思ってマサキを思い出しました
4弁の花、花盤は緑色、雄しべは4本、初めの内は直立し時間が経つと横向きになるようで約も落ちてきています
直立した雄しべ、雌しべはまだ十分伸びていない
雄しべは横向きになり雌しべが伸びている、柱頭もハッキリしています
雄しべが5本のがありました、花弁の数は見にくいが5枚でしょう
5枚のがもう一つありました
葉は楕円形で艶があり浅い鋸歯がある
(2006年7月撮影)
白というか緑っぽい花を咲かせていました
花は地味だけど葉が青々としているから結構目立ちます
小さな花が集まって咲いています
花の大きさは4,5mm程度。雄しべが伸びています
蜜を出しているのでしょうか蟻が集まっています、蟻が花粉を媒介するとは思えず花にとってはおじゃま虫だろうな
果実・種子(2015年1月撮影)
手の届かない所に沢山の実を付けたマサキ
普通なら望遠で撮ればいいけど今回の目的は種だし
まー手の届く場所に一つあれば十分、まるで搾り出されるように種が飛び出しています
表面の赤いのは仮種皮、種子は普通4個入ってますがこれは2個は未熟で小さい
二つの割ってみると仮種皮の薄さが分かります。殆ど栄養はないだろうし人間界だと偽装食品だと騒がれるレベル(笑)。これは種子は半球形ですが四半分くらいになったのもあるようだ
右側白い胚乳の中央部が少し黄色くなっているのが胚でしょうか、子葉が結構大きい、短い幼根も見えています

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