マルミノヤマゴボウヤマゴボウ科ヤマゴボウ属 果実・種子
(2012年6月撮影)
毎年見てるが今まではこの2株だけだったけど嬉しいことに今年は花は咲かせてないが2株増えていた
ただ来るのが遅くてもうすっかり実になっていた
花序の先端も子房が膨らみ始め雄しべの葯も落ちていて花としては終わっている
実を見ると子房がくっついていてマルミノヤマゴボウということがよく分かる
側枝についた花序はまだ花が残っていた
雄しべの葯もしっかりあるしこれはまだ現役の花でいいかな。他の花序先端でも見られますが左側の赤い突起のような物、まるでこれ以上は花を咲かせないよと栓をしているみたい
(2011年6月撮影)
蕾を見てから更に2週間立ってきてみたらやっと花が咲いていた。蕾が出始めてから一月近くかかるのね。去年もさんざん来てみたけど結局花は咲いてくれなかったな。ひょっとして花の前だったのだろうか、でも6月後半だったのにな
直立する円錐花序、と言うより殆ど円筒だな。マルミノヤマゴボウは淡紅色だそうだがネットを見てみると結構白花もある感じ
花軸から長い花柄を伸ばして花を咲かせる
上の方の花は雄しべの葯が熟して花粉を出しているけど雌しべはまだ十分には開いていない
下の方の花は雄しべの葯が落ちていて雌しべが開いている。雄性先熟なんだろうな
マルミかどうかは子房の心皮が合着しているかどうかみてみないとはっきりしないがこれはくっついているような。実を見てみないとはっきりしませんが
果実(2014年7月撮影)
登山道沿いに2株だけ生えているヤマゴボウに実が生っていた。今まで何度も見に来たけど花序をそっくりとられて熟した実は見たことなかった
熟しているのは下の方だけ、中間はまだ未熟な青い実、上は花がそっくり残っていて赤くなっています
上から見る姿も面白い
花はそっくり残っていて花弁や花糸が赤くなっています
未熟な実と黒紫色に熟した実、まだ黒くなるかな。心皮が合着しているのが特徴、なので丸実
ずっと下の方の今までなかったところにも生えていました
こちらは綺麗に熟しています。赤い花軸に未熟な青い実熟した黒紫色と随分カラフル

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