マイサギソウラン科ツレサギソウ属 粘着体
(2023年6月撮影)
4ヶ所目、ここが一番群生していた、何十といえるレベル
写真の範囲内に6,7株生えているんですが上からだとわかりません
ここは花が上まで開いているのが多かった
距が上向きになるのが特徴ですが蕾の頃は横向きのようです、これだけ見るとヤマサギソウと思いそう
根本に葉が殆ど見えません
最後はやはり青空バック、朝はまだ霧があったけどこの頃は青空でした
やはりこれもクリオネでしょうか
でも舞鷺はちょっとオーバーだよな、左側の距に蜜、下側のは蜜の粒々が見えています
粘着体(2023年6月撮影)
マイサギソウの青空バックを撮っていて変わったものに気が付きました
なにか突き出ています、黄色いし花粉塊かなと思ったのですが
葯の中に花粉塊が残っているからこれはどうやら粘着体のようです、これが昆虫にくっついて花粉塊を引っ張り出す、上手くつかなくて残ったのでしょうか
まるで涙を流しているよう
マイサギソウだけでなくこの仲間全てを含めてこんなの初めて見ました
背後の葯が割れているのがわかります、引っ張り出してみればよかった
上から撮影、他の花でもないかと見てみましたがなかった、もう偶然の産物
(2022年6月撮影)
笹薮の中に咲いていたこの花、最初はハシナガヤマサギソウかと思ったのですが
距が上向きになっています、マイサギソウだ!、これが今日一番の目的の花でした
花は上から下まで開き方にあまり変わりはありません
距が見事に上向き、これをサギの舞に例えての名前ですがいい名前を貰ったものです、基本種ハシナガヤマサギソウと比べると短い
くねくね曲がっているのもありました
距には当然蜜が溜まっています、液面が複数あるから泡が入っているのかもしれない
距に穴が開いているのもありました、蜜泥棒が横行しているかも
花はハシナガヤマザキソウとそっくりです
ラン科の鼻の内部の構造を説明するのは難しいですがこの仲間は特に難しい、ハシナガヤマサギソウの記事を参考にしてください
これはもう大きな口を開けてあんぐりしている顔にしか見えない
葉はハシナガヤマザキソウのと比べて随分細長い
緑が濃いのもありました、これが最初だったら見逃したかも
更に別の株、この辺りに4,5株ありました

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