クソニンジンキク科ヨモギ属 芽生え
(2020年9月撮影)
この辺りに群生しているクソニンジン、しかしなんとも可哀そうな名前、いい匂いと悪い匂いは紙一重、これもハーブと言えばハーブなんですけどね。サプリメントにも使うそうだけどさすがに原材料名にクソニンジンは使わないだろうな
これで高さ1m程度、時には大人の背丈ほどになります
多数の頭花を下向きに付ける
茎から横枝を伸ばして先端に頭花をつける
下の方ほど柄が長く時には複数の頭花をつけます
筒状花だけの花、頭花の大きさは2mm程、それでもやはり周辺部から咲いてきます
2裂した柱頭、周辺部は雌性花、中央部は両性花だそうでこれは雌性花の雌しべでしょうか
葉は細かく裂ける、別名ホソバニンジン、花よりこちらの方が余程美しい
根生葉はないようです、茎下部は木質化している
(2018年10月撮影)
荒れ地に群生していたクソニンジン、これもホームクラスの可哀想な名前、別にそんな匂いはせずハーブと言えばハーブなんですけどね、別名ヤマニンジン、こちらの方がずっとまし
高さは時には1mを超えます
頭花をたくさんつけた様子はまさしくヨモギに似ている、実際ヨモギ属です
直立した茎から枝分かれし頭花をぶら下げます
頭花の大きさは2mm程度、筒状花だけで柱頭が出ています
ニンジンはセリ科ですがこうやってみるとやはりキク科ですね
2裂した柱頭
3回羽状に細裂した葉、裂片は細い
芽生え(2016年3月撮影)
角は何故か殆どクソニンジンしか生えない場所、見ての通り裸地で左側に見えているのが芽生え。3月末ということもありますが外の場所では色んな野草や枯れ草が生えているんですけどね
大きさ6,7mmの芽生え、それでももう葉が細かく裂けている
更に小さな芽生え、左側のが子葉をもった芽生えでしょうか。キク科の子葉はなかなか見つからないけどここはほんと外の植物が生えないからまず間違いないでしょう
子葉の間に小さな突起のような本葉が見えています
後ピンになっているけど左右のが子葉で上下のが本葉、まだ裂けてきていないようです

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