クサコアカソイラクサ科ヤブマオ属 果実・種子
(2018年8月撮影)
今まで秋吉台にはクサコアカソは無いと言われていたけど今年になって発見されたようです。場所は聞いてないけど多分これ
雌雄異花で上の方に雌花序をつける、ここで雄花序は見たことない
雌花アップ、ここまでは通常撮影
コアカソは鋸歯が10対以下、クサコアカソは10−20対だそうでこれは11対あります
もう1枚、これは12対あります、なのでクサコアカソとして良さそうですが、境界の10辺りは変動がありそうでこれだけで断定するのはちと心配
コアカソは木本、クサコアカソは草本、根本を見ると確かに草本のように見えますが草のように見える樹木もあるからな(横に長いのは落ちた枝)
葉柄基部に托葉、コアカソの托葉は落ちやすいと書いているサイトがありました。ならこちらは落ちにくいかというとそんな事書いているのはないな
この辺りに背の低いのが幾つもありました
これは花序枝が赤くない
大きい葉は鋸歯が9対ですが小さい葉は12対、このように同じ株でも境界辺りで変動があるからややこしい。総合判断でクサコアカソでいいかな
果実・種子(2019年11月撮影)
イラクサ科の果実は殆ど撮ってなかったので撮ってみました、この仲間は区別が難しいので取り敢えず名前が分かるのをアップ、これは多分クサコアカソ
この仲間は花序がそのまま茶色くなったようであまり果実期と認識しづらい
拡大してみるとまだ花柱が残っていますが果実なのが分かります、表面に細かな突起があるようです
一つ一つ見るのは無理なのでまとめて籾摺り状態にしてばらまいてみます
左側のはまだ花被片に包まれている、花柱が残り毛が生えているのが分かる
大きさは1mm程、これは2つくっついているのかな
周りの白い粒々もクサコアカソのものですが正体不明

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