クサイイグサ科イグサ属
(2018年6月撮影)
台地上で群生していたイグサ、上から下まであちこちで見ることが出来ます。それにしても可愛そうな名前、クサもイも普通の言葉なのに合わさると植物の名前としては最悪
これで草丈30cm程、沢山の花を咲かせている
茎の先端に集散花序を付ける、花序から更に伸びているのは葉ではなく苞
花被片5枚、雄しべ5本、整った花で地味なイグサ属の中ではお気に入り、毎年撮ってます
花被片の縁は膜質で半透明
柱頭は3裂しブラシ状、やや赤みを帯びているのが更に可愛い
緑色の子房と雌しべの間に短い花柱が見えている
(2013年6月撮影)
空き地に生えたクサイ、人の踏み跡などに生えるそうでまさしくそう言う場所でした、勿論初めて。漢字で書くと草藺で何の問題もないけどカタカナだとどうしても”臭い”を連想してしまう。組み合わせで出来た可哀相系の名前
上から見るとよく分からないから横から、針金のように細い。晴れた日の午前中に咲くそうです
茎の先端に集散花序をつけるそうで左右に長く伸びているのは苞葉だそうです
雌しべが見えていたので撮ってみたが思いの外綺麗だった。雌しべは3本、緑色の子房から出ています
花被片は先が尖った披針形で6枚、少し半透明になっています
雄しべも6本だが2個ずつ組になり最初は3本に見えるそうだ

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