クロヤツシロランラン科オニノヤガラ属 果実
(2023年10月撮影)
岩陰で見かけたこれ、どう見てもラン科の果実です、ここはちょくちょく来ているけどラン科の花なんて見かけたことなかったよな、と思ってい調べてみるとどうやらクロヤツシロランのようでした、果実期になると伸びてくるけど花の頃は2,3cmくらいしかないとか、色も地味だしそれで見逃したか、平尾台ではアキザキヤツシロランもあるようですがこれは竹林に生えるそうです
ラン科の果実は特徴的なのでラン科というのはわかります
パッカリ開いてもうすっかり空っぽでした、色の濃い幅の広いのと薄く狭い果皮があります、外果皮、中果皮に対応しているんでしょうか
側にあまり開いてないのもあったけどこれも殆ど空っぽ
種子拡大、中央の膨らみが種子本体で大きさ1mm強くらいか、糸状のは翼でそれも含めて4,5mm程度
側にももう一株、根本は一つで上部で別れているような
これはあまり開いていませんが種子は殆どなかった
更に側にもう一つ、左のは開いていません
こちらは開きかけで内部に種子がギッシリ
幅の広い果皮には突起があるが狭いのは平滑
上部を軽く押してみると内部から大量の種子が出てきました
もう糸くずのような種子

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