クロタネソウキンポウゲ科クロタネソウ属 果実・種子
(2019年5月撮影)
如何にも逸出を思わせるクロタネソウ、舗装に溜まった薄い土に生えていた。よく植栽されますが逸出野草化しています、ここから100m程離れた家に植えられていたからそこから逃げ出してきたかな
ブログを始める前に撮った記憶があるがブログにはアップしていないので撮ってみました
青い花弁のように見えているのは萼片
花は開いているけど雄しべも雌しべも中央に集まっていてまだ未熟
雄しべは周囲からほぐれるように開いていくようです
葉は3-4回羽状に細裂する
下の方の葉は細裂するも裂片は多少幅広い
総包片も細裂、葉と区別がつかない
直ぐ側の水路脇にも群生
背後の石垣が日陰になってクロタネソウが浮き上がっています
こちらは雄しべも雌しべも開いている
雌しべはこれは7本あるが花によって一定していないようです
捻れたような花柱、それにしても奇妙な姿
先端が僅かに色が変わっているのが柱頭でしょうか
果実・種子(2019年6月撮影)
丸い果実をつけたクロタネソウ、花を撮ったのと同じ場所です
上部が開いて種子を出す、開いているのがなかったので強制開果、名前の通り真っ黒な種子が入っています、果実内側に薄い膜がある
横方向にカットしてみると5室からなっていました、花を見た時は雌しべが7本のもあったから必ずしも一定していないようだ
大きさ2mm程、網目模様の凹凸がある、どちらかというと網目が横方向にあるようだ
単純な楕円ではなく先端が細くなるどんぐり型、稜があって断面も円ではなく楕円のようだ、緑色のは多分粃

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