クロミノサワフタギハイノキ科ハイノキ属 果実・種子
樹皮
(2018年5月撮影)
林道脇に生えているクロミノサワフタギ、秋吉台には青い実を付けるサワフタギはなく黒い実のこれだけです
本年枝に円錐花序をつける、あまり円錐形には見えませんが
花は同じ仲間のハイノキによく似ています
雌しべは柱頭だけが緑色
花柱も雄しべより短そうです。花を詳細に見ると違いがありますが
それより葉を見れば違いがよく分かる。こちら葉が薄い印象、小さいが鋭い鋸歯、先端は尾状に尖らないなど違いがはっきりしています
(2018年5月撮影)
去年見つけた時はハイノキかと思っていたのですがクロミノサワフタギでした
こちらの方が質感が薄いような、葉の形も違いますね
決定的に違うのは鋸歯、こちらには刺状の鋸歯があリます。葉の裏に毛が生えているそうでサワフタギは両面無毛だそうです
多数の雄しべに1本の花柱、柱頭は緑色
こちらにはサワフタギは見かけないけしクロミノサワフタギの方が数は少ないようだ
(2009年5月撮影)
満開の花
初めはクロバイかと思ったけど秋吉台の植物で調べてみたらどうやらサワフタギ、それもここでも珍しいクロミノサワフタギのようでした
ハイノキ属の花はどれもみな似てますね
果実(2009年10月撮影)
名前の通り黒い実を付けたクロミノサワフタギ
でも青い実であってこそのサワフタギ、黒では地味すぎる
樹皮(2009年5月撮影)
縦に裂ける木肌。(向きを横にしたのでなく斜め横に伸びてたんですよ)

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