(2015年2月撮影) |
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膨らんだ蕾を多く付けたクロキ
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既に開いた花も大分あった
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花弁は5枚だが雄しべが多数あって目立ちませんね。雄しべは既に花粉を出し始めています
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雌しべは1本だが緑色の柱頭は二裂しているよう、花柱も2本のように見えているが扁平な1本かな
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艶のある葉、殆ど全縁のように見えるが浅い鋸歯がある
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果実・種子(2015年11月撮影) |
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普通に見られるクロキの実、実付きも大変いい
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表面に白く見えているのは蝋分なんでしょうか、黒い実で目立たないのか年を越しても残っていることもよくあります
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おおきさは1cm強、先端に花の跡が残っているけど萼片が閉じている
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割ってみると大きな種が1個入っていた。しかし果皮も黒だけど果肉も真っ黒、果肉が黒いのは初めて見たような気がする。クロキの名は樹皮が黒いことから来ていますが果皮といい果肉といいそれでも十分この名に値しますね
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種には浅い縦溝が走っている。種の周りの果肉は白いようで左側に溝の跡が残っている。正確にはこれは核果なので種子ではなく果実
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奇形花(2017年1月撮影) |
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クロキは11,12月頃奇形花を咲かすのが知られています。この公園にも何本ものクロキがあり奇形花をつけていましたがそれも殆どなくなり正常な蕾をつけていました。その中でこの木だけがまだ奇形花をつけていました
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奇形花を咲かせるにしても遅い
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奇形花もおかしな状態、左のが正常な蕾です
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左半分は緑色の奇形花、右半分は花弁が白く葯も黄色の正常花です。何でこんなのが咲いたんだ
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こちらも半々状態、右側では正常な雄しべだけでなく緑色の柱頭を持った雌しべも見えています
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奇形花(2015年11月撮影) |
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冬に向かうこの時期に咲いてくるクロキの奇形花、しかしなんでこんなのをつけるんでしょうね。正常花に比べて数は少ないとはいえかなりの数、その為のエネルギーだって植物にとってはかなりの負担だろうし
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初めは緑色、だんだん黒くなります。やや赤みがかかった黒い色も不気味
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正常花の花弁は5枚だけどこちらはもっと多い、萼片も含まれているかもしれないけど
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割と長い花、これも正常花とは違う
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雄しべ(だろうな)は葯は花糸も緑色、右下に長く伸びているのが雌しべなのかな、こちらも緑色
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