クロバイハイノキ科ハイノキ属
(2017年4月撮影)
秋吉台に1本しかないというクロバイ、鳥が種を運んだんでしょうが一番近くにいる仲間は何処にいるんでしょうね
満開状態ですが同じ日に見たハイノキと比べると少し褐色がかって見えます
総状花序、花序はハイノキもクロキも随分違います
でも花はどれもよく似ている
短い花柄、花の下に緑色の子房が見えている
葉は互生で長楕円形、低い鋸歯がありやや艶がある
(2016年4月撮影)
初めてのクロバイ、丁度花盛りでした。遠目に見て何となく雰囲気がアセビに似ていたけど今頃アセビが咲いているわけもなく近寄ってみました
近寄ってみるとハイノキ属だなと思いましたが花序が今まで見てきたのとまるで違う、クロバイだろうなと思って帰ってから調べてみたら正解でした。コウバイやハクバイがあるからクロバイもつい梅を連想するけど漢字で書くと黒灰、ハイノキと同じく灰を媒染剤として利用したことから来ています
総状花序が花火のように四方八方に伸びています
多数の雄しべに1本の雄しべ、この仲間はどれも似ています
中央に柱頭が緑色の雌しべがありますが雄しべより短く目立ちません
花序と同じ場所から若葉が出ていました、花に遅れて出てくるんでしょうか。ちなみに一週間後もう一度来てみたら花は殆ど散っていました
長楕円形の葉は先端が尖り光沢がある。葉柄はやや赤みを帯びる
葉の裏側、鋸歯はあまり目立たない。縁がやや裏側に巻いている

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