クララマメ科クララ属 果実・種子
(2017年6月撮影)
林道に咲いているクララ
白い花だけど僅かに緑がかり地味感が一層増している
蕊が出ている花がありました
花弁を取ってみました、基部が筒状になった雄しべ、その中に小さな柱頭を持つ雌しべが見えています
花弁がすっかり萎れているのもありました、雄しべも萎れていますが緑色の子房の先端に花柱が残っています。果実は見ていたけど随分前だな
奇数羽状複葉、小葉は多数
葉柄基部に線形の托葉、茎は稜があるというか溝があるというか、短毛が生えているようです
(2013年6月撮影)
久しぶりに撮ってみたクララ、もう終わりかけていた
マメ科の中でも特に地味だけど名前で得をしている花、だけど本来の意味合いのクラクラだったらどうだろうな
蕊が見えている花がありました。手前の雄しべの葯は黄色だけど奥の方は茶色くなっている。雌しべが突き出ているけど側に雄しべが1本あるからわかりにくい
果実・種子(2023年10月撮影)
遊歩道沿いで見かけたマメ科の果実、花は絶対見ているはずだがなかなか思い出せず、クララでした、花の数の割に果実は少なく結実率は悪そう、総状花序で全部結実したら重くなるから敢えて結実率を悪くしているのかも
マメ科の莢は元々開かないのや対の莢が両側に開くもの、捩れるものなどタイプは色々ですがこれは片側が大きく開くタイプのようです
莢が反り返っていますが反対側は開いていません
開きかけた莢、一応くびれがあるがそれ程強くなさそう
種子は長さ5,6mm程、丸みを帯びた円筒形、特に模様はない
果実・種子(2019年9月撮影)
葉はまだ青々としているけどすっかり茶色い果実になっているクララ
莢に横皺が入っている
こちらはくびれが大きき、その上には節が一つしかないのもあり形が様々
一つの莢に6個の種子が入っていました、よくある莢の片側に交互についているのではなく直列に並んでいる
果実・種子(2009年9月撮影)
鞘の弾けた実があったのでパチリ。ここのどんなマメ科の花があったかなと脳内検索してクララに思い当たる
円筒形の種が縦に並んでいるんですね

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