クヌギブナ科コナラ属 果実・種子
樹皮
虫こぶ1
虫こぶ2
虫こぶ3
(2019年4月撮影)
この仲間の中では一番多く見かけるかと思うクヌギ
雌雄異花、葉の展開と同時に開花する、垂れ下がっているのは雄花
新葉と同じ場所から出ている、茶色いのは托葉
多数の雄花、一つの花に雄しべは3−6個、花序軸に軟毛が密生
雌花がどこにあるのか覚えてなかったけどドングリの付き方からして葉腋辺りだろうなと思って適当に撮っていたら何とか1枚写っていました。花とは思えない程超地味、柱頭は3裂しているそうだ。茶色い糸状のものは托葉
葉は互生で長楕円状披針形、ハッキリした鋸歯があり鋸歯先端は針状になているそうだ
まだ柔らかい新葉は下垂している、葉柄基部に見えているのは托葉
(2014年4月撮影)
今年は地味な樹木の花も撮ってみようと思う、まずはクヌギ、茶色い雄花序を沢山ぶら下げているので花が咲いているのはすぐわかります
花よりも新葉の若緑色のほうが綺麗
割と大きな葯を持った雄花、雌雄異花で雌花は新枝の葉腋につくそうだが撮ってない
葉は長楕円状披針形で針状の鋸歯がある。よく似たコナラは先端のほうが幅が広い
果実(2009年10月撮影)
プックラ膨らんだ丸い実に荒々しい殻斗、いわゆるどんぐりの中では一番好きだ
アベマキの実がそっくりだそうだけど秋吉台にはないようだからクヌギでいいだろう
樹皮(2012年1月撮影)
縦に深い裂け目が入りますが同族のコナラとは大分違います
深い裂け目の底はオレンジ色を呈す
高い枝の樹皮は裂け目がなく突起が目立ちます
クヌギハマルタマフシ(2012年11月撮影)
クヌギの葉の裏にビッシリ付いた虫こぶ
他の葉はせいぜい数個レベルなのに何故かこの葉だけビッシリと付いていました。特に葉が弱っているわけでもなさそうなのにね
場所が場所だけに虫こぶだとすぐ分かるけど付く場所によっては木の実かなと間違えそうなレベル
クヌギエダイガフシ(2011年1月撮影)
初めは実がまだ残っていると思ったけどこんな風に枝が貫くように実が生ることはないよな
虫こぶでした
穴が開いていて既に住人は出た模様、でも小さな昆虫ならこれを再利用して越冬出来そう、なんてのは人間的発想か
同じ木にちょっと姿が違ったのもありました
クヌギハナカイメンフシ(2011年5月撮影)
雄花をたくさんぶら下げたクヌギに妙なものが
どうやら虫こぶのようでした。命名の規則に従えばクヌギ・ハナ・カイメン・フシ、まさしくそのままですね
カイメンというか毛むくじゃら

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