クモキリソウラン科クモキリソウ属 果実・種子
偽球茎
(2017年6月撮影)
今年も無事見つけることが出来たクモキリソウ、前年見つけた場所に出てこないから見つけるのは行き当たりばったりです、ここも初めての場所
花の数は少ないですが問題なし、蕾の頃とまるで姿が違います
ラン科の花は千差万別ですがこれも面白い姿をしている、正面カールしているのが唇弁、右下線状に見えているのが側花弁、他は萼片です
蕊柱に黄色く見えているのが花粉塊、その上部蓋のようなものの内側に花粉塊を収めるような窪みがあります
花粉塊は2個、無駄にならないようまとめて昆虫に付けます
(2016年6月撮影)
今年も無事見つけられたクモキリソウ、それもシーズン早々見つけられた
他の花を撮っていたら目の前の草むらの中に咲いていた、ここは初めての場所だったし思ってもいなかったので思わず目を疑った
シダに隠れてもう1株
蕾のもありました、この状態で見たのも初めて
後日別の場所でも見っけ、ここは4年前初めて見つけた場所、その後も毎年探していたのですが見つからなかったな。写真では分かりにくいですが葉が小さく4cm程度しかありません
葉が小さいせいか花の数も2つだけ
お久しぶり〜、と歓迎のポーズ(違)
近くにもう一つありました、足元に小さい株も見えています
大きい方は花の数も多くまだ蕾もある
足元のはやはり小さいので花は2つだけ
全身薄緑色の花は地味だけど優しげ、仲間のコクランやササバランより好きだな
黄色いのは花粉塊、まとめて面倒見てもらいます。それでも2つあるのは念の為か
この日更に別の場所で見つけました、2株並んで咲いています。ここも一昨年見つけた場所だけど昨年は出てこずガッカリしていたんですよ
真正面から、太鼓帯をしているよう
こちらも花粉塊が見えています、上部に塊を収めている孔が見えている
(2012年6月撮影)
やっとというかついに見つけたクモキリソウ。ここんとこ毎週ヤマトキソウを探しに秋吉台に通っていたけど思いがけず大物を釣り上げた感じ
対生する広卵形の葉、縁が細かく波打つ
普通は花は5−十数個つけるけどこれは三つだけでした
左右に伸びるのが萼片で下に紐のようにぶら下がるのが側花弁のようです
花を真上から。唇弁は浅い溝状で中央がツヤツヤになってます
横から。唇弁が強く湾曲している
黄色く見えているのが蕊柱でしょうか
偽球茎(2017年6月撮影)
基部に偽球茎、初めてみました
右側に伸びているのは去年の茎のようです、ここは2年連続で咲いたのか
果実(2017年6月撮影)
昨年の果実も残っていました、中は空っぽですけどね

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