(2020年7月撮影) |
|
藪の中から茎を伸ばしていたクコ、ここはしょっちゅう刈り取られますがそれにもめげず出てきてくれます
|
|
花が僅かに咲いていた、これは雄しべと雌しべがほぼ同長のように見えます
|
|
少し離れた場所、こちらはもう少し多く花を咲かせていた、因みに10日後もう一度来てみたら花はすっかりなくなっていた、新しく咲いた花もなく狐に包まれた感じ
|
|
こちらは雄しべより雌しべがハッキリ長い、後から伸びてくるんでしょうか
|
|
花の奥に毛が生えている、これは花糸の毛だそうです
|
|
緑色の柱頭、僅かに窪み微細な突起があるようです
|
|
こちらの柱頭は透明感がありまるで緑の雫
|
(2018年7月撮影) |
|
もうクコが咲いていた、これは全くの予定外でした
|
|
他に蕾が見当たらないのにこの一輪だけ綺麗に咲いていた、久しぶりの秋吉台、気を使ってくれたかな(違)
|
|
花冠はロート状で上部は平開する、雄しべが5本付き出て雌しべはそれよりやや長い、葯の大きさの割に花糸が細い
|
|
雄しべの基部に毛が生えているそうです、密生しすぎていてよく分からず
|
|
葉は互生で楕円形〜披針形、背景が同じ緑色で輪郭がよく分からず。短枝の先の葉は束生する、2枚めの写真で花の周囲の葉がそれです
|
|
しかし葉が盛大に昆虫に食われている、これだけでなく他の株でもこのようなのをよく見かけます、昆虫にとって余程美味しいんでしょうか
|
(2015年9月撮影) |
|
クコの花期は7−11月だそうですが8月に咲いているのは見たこと無く初夏と秋に2度咲くイメージがあリます。ここも沢山咲いていたけど8月には見てないな。前見た場所より100m程手前だけど今まで気が付かなかった
|
|
盛大に葉が食べられています。元々かなり丈夫みたい
|
|
紫色の花弁に押し麦のような葯を持った雄しべ、その中に雌しべも見えているようです
|
|
短枝の葉腋に花をつける、茎には稜がある
|
|
前の場所にも行ってみましたがもうすっかり元の状態に戻っていてそこも沢山の花を咲かせていました。その中で見つけたのがこれ、花冠が9裂しています。他の花でも花弁の数が変化するのはよくあることでそれでもプラスマイナス1程度、稀に+2くらいはありますがいきなり+4と言うのは初めて。クコで5裂以外見たことなかった
|
|
萼片も普通5裂だがこちらも多く裂けているようだ
|
果実(2016年11月撮影) |
|
たくさんの実をつけたクコ
|
|
真っ赤な実、まだ緑色のもあった
|
|
生ったまま果実が割れて種子が見えているのもあった
|
|
果肉も真っ赤、果汁もたっぷりで野生の果実としてはかなりのサービス品(笑)
|
|
種子が6個入っていた、これは標準よりは少ないかも
|
|
勾玉を縮めたような形で大きさ3mmくらい、表面に僅かに凹凸があるようです
|