コウゾリナキク科コウゾリナ属 帯化
芽生え
ロゼット
(2019年5月撮影)
ほぼ年中見られるコウゾリナ
これで5,60cmくらい、茎は真っすぐではなく葉が出ているところで少しクネクネしています
舌状花だけの花
蕊ドアップ、と思ったら変な虫がいる、撮影時には気が付かずよりによってこんなのを選んでしまった。これは小さな花などでよく見かけます、歩いてきたとも思えず飛んできたのかな
細く立っているのは蕊のようです、舌状花だけだから当然舌状花のもの
総苞には剛毛が生える、凄すぎないか、触っても痛くはないけどね
茎にも剛毛、先端が2裂しているのがなんとか分かる。防御の為の棘ならこれは必要ないし何のためなんでしょうね
葉の基部は半ば茎を抱く、短毛が生えている
花期には根生葉は枯れている
(2015年7月撮影)
去年この辺りでヤマニガナを見つけているので今年もそろそろと思って探していたらあった・・・と思ったが残念コウゾリナでした
同じ舌状花だけの花ですがこちらの方が舌状花が多い。花期は長く何処でも見られるので秋吉台では撮ったことなかったなと思い折角なので撮ってみました
総苞は筒型で上部が窄まる。内片は披針形で外片は短くともに剛毛が生える
茎にも剛毛、よく見ると先端が2裂しています
葉の縁にも短毛が生える
(2006年11月撮影)
これも年中咲いているので花の少なくなってきた時のためにとっておく
舌状花ばかりの頭花
茎には剛毛が生えています。手触りを剃刀の例えて剃刀菜、それがなまってコウゾリナとなったとか。でもこれは生えたばかりのせいかもしれませんが見かけの割には柔らかな感触でした
帯化(2020年5月撮影)
やけに多くの花をつけたノゲシかなと思ったのですが何か変
茎がなんだか平ぺったい
所謂帯化、成長点に異常が起こり花や茎などが垂直に伸長したり平坦になったりする現象、花では何度か見たことがありますが茎では初めてかな
ノゲシかと思ってましたが茎に赤い棘が生えています、コウゾリナでした。
横から見ると薄っぺら、まさしく帯のようになっています
元々コウゾリナの茎は棘が多いですがこれはそのまま引き伸ばされて一層多くなっています
右側端の棘を見ると先端が扁平になっている、正確には2又の棘になっているようです
平坦になった茎の部分から普通に葉が出ている
上部でも同様、ただ数は多そうです。
頭花の数も普通より多く密のようです、開き方も悪い
芽生え(2015年2月撮影)
コウゾリナのロゼットは主脈の基部が赤っぽくなるなど分かりやすい
この辺りでロゼットが沢山あったので芽生えを捜索、これは既に本葉が伸びていて子葉は見当たらない
これも多分コウゾリナで間違いないかな。左下と上に伸びているのが子葉でしょうか、既に枯れかかっている
れもそうかな、子葉はやはり枯れかけている
こちらも本葉はまだ2,3mmの大きさなのに子葉は枯れかけている。キク科は早い段階で子葉が枯れてなくなるので芽生えがあまり目につかないのかな
ロゼット(2007年2月撮影)
コウゾリナのロゼットは分かりやすい

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