コショウハッカシソ科ハッカ属
(2021年8月撮影)
草茫々の空き地に群生して咲いていたハッカの仲間、これは以前撮ったことがあるのでコショウハッカ、別名ペパーミント、セイヨウハッカ
段々状に輪生花序を付ける、先端はまだ蕾ですが下の方は終わりかけています
長い花柱が出ていますが雄しべは花冠から出ていません
花筒内部に4個の雄しべ、シソ科は内部に毛が生えることが多いがこれは無毛のようです
シソ科らしい2裂した柱頭、透明感があります
上の花はまだ蕾ですがまだ十分開く前に既に柱頭が出てきています
楕円形で鋸歯のある葉、先端がやや縮緬状になる、だそうですが言われないとわからないレベル
裏には腺点がありました
(2016年8月撮影)
ハッカの仲間が続いたので家の近くで咲いているハッカも撮ってみました。ここに咲いているのは前から知っていたのですがハッカ属は交雑しやすいし区別も難しいので敬遠していました。色々考慮してコショウハッカかなと思います
花穂は長い
花輪は離れている
雌しべは突き出ているが雄しべは花冠の中に収まっているようです
萼筒の葉は長三角形
葉は長楕円形だそうですがこれは長卵形と言ったとこでしょうか、葉先は鋭い
茎も葉も全体に無毛、はっきりとした葉柄がありオランダハッカより長い

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