コセンダングサキク科センダングサ属 果実・種子
(2021年9月撮影)
用水路脇に咲いていたコセンダングサ、全体像が分かるので撮ってみました、これで高さ1.7,8m程、もうどこでも咲いているので殆ど撮ることはなく過去記事を見てみると最後に撮ったのは14年前、トータルでも2回だけでした(汗)
筒状花だけの頭花
後ピンになっていますが筒状花が5裂しているのがわかります
柱頭は結構強くクルリンしてますがあまり伸びてくることがないので目立ちません
柱頭に毛が生えているのが分かります
緑色のが総苞外片、基部にちょび髭のような毛が生えている、内側の色の薄いのが内片
葉は3全裂または羽状に全裂、下部で対生、上部で互生だそうですが1枚目を見るとみな対生のように見えます
(2007年9月撮影)
ため池脇の荒れ地に生えていたこの草、高さが1m70cmくらいあった。最初は何かと思ったけど
花を見ても
葉を見てもやはりコセンダングサだよね。周りに競合する草がないのになんでこんなに高くなったんだろう
頭花の様子。花柱がブラシ状で何となく雌しべっぽい
果実(2018年11月撮影)
センダングサの仲間の果実はどれも似ていますがこれはコセンダングサ、どれも強力なくっつき虫になりますがこれは数が多いだけに一番の厄介者です
痩果の長さは1−1.5cm程、全体にホッソリしている
棘は殆どが3本でした、痩果には縦溝が入り上向きの毛が生える、毛は下の方では目立ちません
反しの付いた棘、魚とり用だと言っても違和感はなさそう

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