コナスビサクラソウ科オカトラノオ属
(2019年6月撮影)
コナスビは普通に見られるので何か目を引くことがないと撮る気になれません、これはまっ先に6弁花が目に入りました、普通は5弁花です
5弁花と書きましたが正確には花冠が深裂するそうです
もう一つありました、これはまだ十分開いていない
普通の5弁花と一緒に咲いています
花弁下部に微毛が生えているように見えます、花糸は基部が広がって合着しているのかな、リング状になっているようにも見えます
細い花柱に僅かに膨らんだ柱頭、正面から見ると分かりにくい
広卵形の葉、毛が生えている、縁で目立ちます
茎にも毛が密生
(2017年6月撮影)
コナスビは花期も長いし普通に見られるので撮るのも気分次第、これは他の野草と紛れず全体の姿が分かるので撮ってみました
茎を這わせて葉腋に花を咲かせる
5回対称の整った花、5弁でなく5深裂だそうです。これは花弁が細く隙間から萼片が見えていますが幅広くて萼片が見えないのもあるようです
雌しべが出ていますが柱頭が小さいので目立たない。花柄が6−18mmと長いのをナガエコナスビとして区別することもあるようですが長さは連続的で区別する必要もないように思えます。これに限らず植物をやっていて分け方が細かすぎる点が嫌い、と言いつつ分けることもありますが
花は上向きですが果実になると下向きになります
果実が茄子に似ているから小茄子、似てないこともないけどこんな実は他に幾らでもありそう。萼片や花柄だけでなく果実の表面にも毛が生えている。未熟な実は見たことあるけど熟したのと種子はまだだった
葉は広卵形で対生
(2012年6月撮影)
コキンバイザサと同じ場所に咲いていたコナスビ
さすがに間違えることはないけど地面際にパラパラと咲いていたらチラ見した時コナスビと思って通り過ぎるかも、と自戒のためアップ
基本は5弁だけど4弁のがありました
こちらは6弁
(2011年5月撮影)
コナスビはよく見かけますが他の野草と紛れていることが多くこんな風な生え方をするんだとパチリ。根元から四方八方に枝を伸ばして広がっています
きりっと整った花、野草の中でも綺麗な方だと思うけど名前が悪いかな
5枚花弁の離弁花のようだけど根元でくっついている合弁花
花柄がちと長い、ひょっとしてナガエコナスビ?。でも他の花はそれ程長くないし

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