コケイランラン科コケイラン属
(2023年5月撮影)
この日の最大目的コケイラン、この辺りにたくさん咲いていました
苔むした岩を背景に
花茎をまっすぐ立て総状に花をつけます、やや疎らなので個々の花を撮りやすい
萼片や側花弁は淡褐色や緑色、唇弁は白で赤紫の斑紋、山口県のコケイランは斑紋が無いのが多いとか
唇弁に斑紋があると側花弁にも斑紋があります、そちらは筋状になっている
斜め前から
これは斑紋が少ない、萼片と側花弁の色合いがハッキリ違います
更に斑紋が少なく、この場所ではどれも斑紋があったような
更に奥の方に行くと僅かに咲いていた、ここのは葉が見えています
根本で葉と茎に分かれるようです、緑色のは偽球茎、葉は1,2枚出る
木漏れ日が当たっているところを撮影、これは斑紋がないようです
花粉塊は無くなっているかな、唇弁即裂片がまるで両腕を上げているよう
これは花粉塊が残っているような
(2022年4月撮影)
これは嬉しい出会いだったコケイラン、全く予想してなかっただけにこういう突然の出会はほんと嬉しい、でも中央の葉は関係ないけど最初これを見てキク科の花かと思ってしまった(汗)、右下の細い葉がコケイランの葉のようです
下から先上がっていく、一番下のが咲いていてギリギリセーフ、もう一株ありましたがそちらは全て蕾でした
如何にもラン科らしい花、左右が側萼片、上のが背萼片、斜めに伸びているのが側花弁、初めての花ですがコケイランだなと直感しました
蕊柱に花粉塊は見えてないかな、花弁や萼片がキラキラしています
ラン科の唇弁は派手な斑紋があるのが多いがこれは全くなし、有るのと無いのがあるようです
一つしか咲いてないので色んな角度から撮影、唇弁基部が上に分岐して前に突き出ています、3枚目の写真でこれが雄しべのように見えています
光を透かしても唇弁には斑紋が全くありません
すぐ上の花が開きかけ、花柄子房が捻れているのがわかります

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