コハウチワカエデムクロジ科カエデ属 果実・種子
紅葉
(2021年5月撮影)
手を伸ばして撮ってみました、雌雄同株で同じ花序に両性花と雄花があるそうでこれを見ると左のが両性花で右のが雄花のようです、両性花はもう子房の翼が伸び始めている
長く伸びた花柱、毛が生えているようです。まだ子房は伸び始めていませんが雄しべも見えているので両性花
(2020年4月撮影)
初めてのコハウチワカエデ、昨年果実を見つけていたので花を楽しみにしていました。2週間前来た時は全く花が見られませんでしたがこの日はたくさん咲いていた、右上に花が見えています
花と葉が同じ場所から出ています、複散房花序、カエデ属は雌雄異株のが多いですがこれは雌雄異花同株
雄花しか見えていない、去年果実を見ているから何でかなと思っていました、同株だったのか。画面中央に見えているのが雌花かもしれない
雄花拡大、赤く見えているのが萼片で毛が生えている、内側の緑色が花弁のようでどちらも5枚、雄しべは8本見えています、中央白いのに毛が生えている、雄花だけど子房の痕跡があるんでしょうか
どこかに雌花が写ってないかなと思って探してみました、これかな、雌雄時期をずらして咲かせるんでしょうか
花柄には毛が密生
葉は対生で症状に5−11裂する、ハウチワカエデは葉柄が葉身の1/2以下だそうです。これも半分くらいしか無いけど
鱗片葉の様子、右に伸びているのが葉柄でこれにも毛が生えている
果実・種子(2019年11月撮影)
紅葉してきていますがそれ程綺麗ではない
上の方は綺麗に色づいている、日の当たり具合の違いなんでしょうか
翼果もすっかり茶色くなっていました、種子そのものはまだ緑色が残っている
2つでワンセット、種子はくっついています
でも触れるだけで簡単に離れる、回転しながら飛んでいくから離れないと駄目でしょうね
翼には筋が入っています、強度と薄さを兼ね備えた構造
紅葉(2023年10月撮影)
コハウチワカエデも紅葉、カエデの仲間なので当然
ただ林内にあったのはあまり綺麗に紅葉してなかったような、林縁なので温度の変化が大きいのでしょうか
これも赤いのや黒っぽいのや緑が残っているのなど様々

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