(2021年7月撮影) |
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公園の植栽ですが初めてなので撮ってみたキョウチクトウ
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茎の先に3分岐しつつ花をつけています
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人類との関わりも長くいろんな改良種があるようですが色は赤系統が多いでしょうか
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これは八重でした
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花の奥にナデシコ科で見られるような中肋のようなものがありましたが
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カットしてみるとこれも花弁なんでしょうか
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蕊は変わった構造、葯は矢尻型で先端に毛状の付属器官がつく、2枚前の写真で綿のように見えているのがそれです。葯の上に見えているのが雌しべでしょうか、滅多に果実にならないとか
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小さな萼片があります
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狭楕円形、シンプルだけど特徴的な葉
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表は側脈が目立ちませんが裏では目立ちます、不思議な模様
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3輪生で上下で葉の位置がずれるようです
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果実・種子(2023年2月撮影) |
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キョウチクトウ科は果実があまりならないことが多い、ガガイモしかり、テイカカズラしかり、スズサイコしかり、フナバラソウしかり、その代表のキョウチクトウもまたしかり、ただインド原産で日本には花粉を運んでくれる昆虫が少なくクローンも多いのも原因のようです。
そんな中で初めて見つけたキョウチクトウの果実、これで長さ5,6cmくらい
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果実を見られただけでもラッキーなのに種子まで見ることが出来ました、先端の方はもう飛んでいったのでしょうか、でもこれだけ残っていれば十分
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茶色い種髪
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果皮の外側は細かな縦溝が走っています
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内側にも縦溝だが白っぽくすべすべ、仲間のガガイモに似ています
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一つだけ取り出して撮ってみました
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ひっくり返して撮影、僅かな風でも飛んで撮りにくい
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種子は細かな毛に覆われています、長さ3,4mmくらい
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ガガイモの種髪はほんとフワフワですがこちらはやや固そう
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もう一つありました、先端にあるのは花柱の痕跡でしょうか、こちらはまだ開いていないけど先端に種髪が見えているから開きかけているかな
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