(2018年8月撮影) |
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丘陵の日当たりの良い草地に生えるキセワタ、全国的に少なく環境省でも本県でも絶滅危惧U類に指定されています
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秋吉台でも少なくこの日見つけたのはこれだけ、気まぐれで帰りを少し遠回りしたのが結果的に良かった
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上唇と下唇が大きく開いてまるで口裂け女(笑)、突き出た下唇先端も赤い舌を出して舌なめずりしているように見えます
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雄しべは4組、その下部に2裂した柱頭が見えている
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大きな葯、中に見えている粒々は花粉でしょうか、だったとしたら随分大きい。まるで不気味な歯を見せて笑っている怪物の口のよう。花冠に毛が密生しているが星状毛もあるような
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正面から見るとサングラスをした怪物
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更に少し上から見るとまた違った顔のように見えます、大きな葯だからこそ。下唇中央裂片先端が突き出て筋状の斑紋がある
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卵形または狭卵形の葉、粗い鋸歯がある。日差しが強いのか葉がうなだれていた
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この日は青空が広がったけど暑さはそれ程でもなく酷暑も峠を過ぎた感じでした
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果実(2017年9月撮影) |
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すっかり果実となったキセワタ、花は全く残っていたなかった
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果実と言っても一般的な果実のイメージは全くありません
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萼筒の中にきっちり収まった4分果
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取り出してみました、軽く降るだけで出てきます、種子のように見えますがこれでも果実
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左下のが一番形がよくわかるのですがピントがあっていなかった
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3稜のある果実、大きさ3mm程度、右側のは果実同士が合わさっているので平面ですが左側のは外側の部分で曲面になっている
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