キクイモキク科ヒマワリ属
(2018年8月撮影)
いたる所で見られるキクイモ、北アメリカ原産で幕末の頃には渡来していたようです。戦時中は芋を収穫していたようですが戦後は放棄され野生化、現在は健康食品として出回っているようです。芋の出来ないイヌキクイモは区別が判然としない用なのでパス。キクイモモドキもあってややこしいですがそちらはキクイモモドキ属と属が違い果実が完熟するまで舌状花が残るそうです
ミニひまわり、ヒマワリ属だから似て当然ですが舌状花が長く筒状花の部分が小さい
周辺から咲いていく筒状花、花粉を出している鉛筆のような状態のは葯筒がしっかりしているが柱頭が出る頃には葯筒に隙間が出来ているようです。舌状花には雌しべはなさそう
こちらは中央まで咲いている、全体が半球形になっている
2裂したクルリン柱頭、やはりこれを撮らなくちゃ
周辺部の筒状花は葯筒がバラけたのかハッキリしません
こちらは咲き初めの頃、長い葯筒から花粉が押し出される様子はまるで鉛筆、左で花粉の中から2裂した柱頭が出始めています、舌状花には雌しべはなさそうなんですが
筒状花の中から変なものが出ています、蕊が花弁化しているようです
花弁の根本を見てみるとどう見ても本来舌状花の蕊がある辺りから出ています、左側の舌状花は蕊が見えないし本来出てこないはずの蕊が花弁化したのでしょうか
これもやはり同様です、筒状花の中から出ているのも根元を見ればよかった
総苞は円筒形に近い半球形、総包片や花柄に毛が生えている。キクイモモドキは総苞の形が円錐形で違うようです
卵形または頼成楕円形の葉、細かな鋸歯があり基部は葉柄に流れて翼となる
茎には固い毛が生えていて触るとザラザラします

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