雄株(2018年6月撮影) |
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おやこんなとこに咲いていたキカラスウリ、右側は今年はお休みの田圃
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カラスウリは夜咲いて朝には完全に萎れますがこちらは朝でも残っていることが多い、曇空だと昼頃まで残っていることもあります
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花弁先端がレース状に細かく裂ける、これが魅力ですがやはりカラスウリの方が優雅に感じる。なのでカラスウリの方を見たいけど夜だしな
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花弁先端は広がる、カラスウリは広がらない。雌雄異株でこれは雄株
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細長い萼筒、雌花と違い子房の膨らみがありません
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萼筒先端は細く10裂しているようです。花弁に沿うのと間に伸びているのとがあるようだ
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3つの雄しべは葯が合着しているのでひとかたまりに見えます。
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萼筒をカットしてみました、合着した葯の下に太い3本の花糸があります。花冠に短毛が生えている
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萼筒内外にも短毛が密生、花糸下部にも僅かに毛が生えているようだ
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葉は浅く3−5裂するそうだがこれは随分裂けている
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雌株(2017年6月撮影) |
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ブロックの壁面にキカラスウリが蔓を伸ばして花を咲かせていた
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カラスウリと同様夜花を咲かせますが朝でもまだ残っています、7時頃の撮影なのでもう少し開いていても良かったけど気温や日差し等で違うようです、カラスウリは朝にはまず見られません
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雌雄異株でこれは雌株、やはり雄株に比べて大分少ないのでラッキー
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もう少し開いているのもありました、裂片先端がカラスウリと違い広がっています
花筒内部に水滴、蜜とも思えないので朝露でしょうか
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花筒基部に緑色の子房、雄花は花筒部分がもっと長い
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花筒基部に緑色の子房、雄花は花筒部分がもっと長い
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既に果実がなっているのもありました、カラスウリと違い筋は入りません
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5中裂した葉、普通は裂けないか3浅裂程度です
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果実・種子(2017年1月撮影) |
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フェンスをすっかり占領したキカラスウリ、果実も沢山なっていましたがすっかり茶色くなっています
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カラカラに乾燥した果実、果肉も干からび種子だけが大量に残っています
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少し取り出してみました、これでも1/3くらい
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扁平な種子、大きさ1cmくらいで表面に細かな凹凸があります
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短い翼があるそうですがここでは見当たらなかった。同じ仲間のカラスウリの種子とは全く違います
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果実・種子(2015年11月撮影) |
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初めてのキカラスウリの実、今までは手の届かない高い場所とか翌年白くなった実とか見ていただけでしたからね
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カラスウリとは色が違いますが大きさも違いこちらの方がずいぶん大きい。これは水分が抜けているようで大分皺がよっています
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早速割ってみました、中は大量の種が入っています
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果皮は割と厚いけど果肉はあまりない。甘いと聞いていたので食べてみたら確かに甘かった、アケビと変わらない甘さ、水分が抜けて糖度が増していたかもしれないですけどね。しかし食べる部分は殆ど無いので見つけてもアケビほど嬉しくはないかも
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種は色形大きさと柿の種に似ています、柔らかい果肉に包まれているところも似ている
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中に幼虫が1匹入っていました、穴らしいものはなかったけど何処から入ったんだ
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この後驚きの行動が。身体を丸めた後バネを伸ばすようにジャンプして逃げて行きました。動画で撮りたかったよ
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