(2018年4月撮影) |
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林内に群生しているキバナオドリコソウ、まだ咲き始めで咲いている花は少なかった
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葉腋に輪生状に花を咲かせる、色以外はオドリコソウとそれ程違わないかな。花後株基部から匍匐枝を出して増えるそうでそこがオドリコソウと違うようだ、そのせいでツルオドリコソウの別名があります
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2つしか咲いてなくて随分対称形、まるでロールシャッハテストのよう。口を大きく開けたキャラのように見えました
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上唇が大きく蕊が見やすいのでついつい下から見上げた撮り方ばかりしたけど下唇は全く撮ってなかったのに気がつく
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長短2組の雄しべ、上唇縁に長毛が生えていてまるで別の生物のよう
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柱頭は2裂、下に伸びた片方が見えています
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花糸に挟まれた花柱、上部が色が違うようだ。2裂している柱頭の様子が何とかわかります
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卵状三角形〜広卵形の葉、斑が入るのは亜種で日本にはこのタイプしか入ってきてないようです
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(2017年4月撮影) |
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初めてのキバナオドリコソウ、これもずっと探していましたがやっと見つけました。ヨーロッパ東部〜西アジア原産、園芸種として入ってきました
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実はここにこの斑入りの葉があるのは何年も前から見ていたのですが花は咲かせず何だろうと思っていました。だからやっと見つけたというよりやっと咲いてくれました。花を咲かせるのに何年もかかるのかな。斑入りの葉は亜種で日本で見られるのは殆どこのタイプだそうです
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周りに花が全く咲いていない状態でこの黄色い花はすごく華やかに見えました
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花自体は黄色い以外それ程違いはなさそう
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でも葯は少し大きいかな、4本の花糸の間に色が少し違って見えるのが花柱のようです
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下唇には赤い斑紋がある
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上唇を取り除いて蕊を見やすくしてみました、花糸に毛が生えています。半透明なので背後が透けて見えている
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葯の間に2裂した雌しべの柱頭が見えています
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葉は対生で長い葉柄に長毛が生える、茎にも下向きの毛が生えているようです
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見つかる時は見つかるものでこちらは別の場所、群生していました
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ハチだかアブだか早速訪問、昆虫にとっては野生種だろうが園芸種だろうがどうでもいいこと
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