キバナノマツバニンジンアマ科アマ属 果実・種子
(2018年6月撮影)
いつもより少し離れた場所に咲いていたキバナノマツバニンジン、と言っても10m程度ですが。増減を繰り返しながら少しずつ増えているように思えます。北米原産の外来種で在来種のマツバニンジンより一足早く咲き始めます
頂部で枝分かれして花をつける、午後から咲き始めますが数時間程度の寿命だそうです
これは開き初めて間もないようで花弁がまだ少しカールしている
開くと完全に平開します
雄しべ雌しべとも5本、柱頭が僅かに膨らんでいるのが分かります。葯以外黄色でコントラストに乏しくこれは背景が影になっていたのでハッキリ分かりました
披針形〜倒卵形の葉、茎に張り付くように出ていて開くことはありません。根生葉もないし光合成に不利なんでしょうけどね
この日は快晴の青空、当然こうなる(笑)
(2017年6月撮影)
午後に花を開くキバナノマツバニンジン、これは午後3時の撮影、これで高さ5cmとまだ低いですが50cmくらいになることもあります
真っ黄色な5弁花
花冠はほぼ水平に開く、蕊が僅かに突き出ている
雄しべ雌しべ5本ずつ、花糸も花柱も黄色い
柱頭が僅かに開いているのが分かります
葉は茎にピッタリくっついて開きません、何故かなと思いましたが水気の少ない荒れ地に生えるので水の蒸発を防いでいるんじゃないか、と書かれていたサイトがありました
(2015年6月撮影)
外来種のキバナノマツバニンジン、在来種のマツバニンジンは絶滅危惧種ですがこちらもそんなに多いわけではありません。でも毎年草刈りされる場所ですがめげずに出てきます
午後に咲いてくる。この日12時前には全て閉じていましたが3時頃には全開状態でした。もう少し早く咲いてくるようです。この花を撮る時はそのタイミングに合わせて訪問するよう計画しています
まっ黄色の花、日差しの強い時に撮ることもあってかなりマイナス補正して撮ります
雄しべも雌しべも5本、葯以外は花糸も花柱も黄色。柱頭が僅かに膨らんでいる
5枚の萼片の内3枚で縁に腺毛があるそうですがこれでは分かりません
果実・種子(2019年9月撮影)
果実となったキバナノマツバニンジン、花の頃と姿はあまり変わりません
緑色の萼片に包まれた果実、右側のは熟しているがまだ茶色くなった萼片も残っている
大きさ2mm程の果実、この時は知りませんでしたが分果のような種子が10個入っているそうです

inserted by FC2 system