2020年9月撮影 |
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林内に咲いていたギンリョウソウモドキ
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ここは一番の群生地ですが今年もたくさん咲いていました
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おしくらまんじゅう状態のもあった
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直ぐ側には孤高を楽しむのもあります
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開口部から覗いた大きな柱頭、周りに雄しべの葯が見えている
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たくさん咲いていたので一つカットさせてもらいました
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大きな子房の周りに雄しべが取り囲む、これはこれで美しい
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長短ある雄しべが交互に並んでいますがギンリョウソウは長さが揃っている
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花糸に毛が生えている、白い突起状のは蜜腺だそうです、滲んだような蜜が出ているかな
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毛の先端が膨らんでいるのがあり腺毛もあるんでしょうか
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中央部が凹んだ大きな柱頭、これも毛が生えているような。葯は2室なのもわかります
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2016年9月撮影 |
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今年は随分少ないギンリョウソウモドキ、画面の範囲内に5株、外側にもう一株しかありません。ここは毎年多く咲いてくれるんですが。この日別の場所2ヶ所でも探してみましたが全く見られませんでした
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数は少ないけど元気よく伸びてくれています
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春に咲くギンリョウソウとそっくり、幸い季節も場所も違います
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岩陰にも二つ
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薄化粧したように僅かにピンク色がかっています
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まだ咲いてくるかもしれないのであまり踏み込めず腕を伸ばして撮りましたが内部は撮れず、僅かに柱頭が写っている
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16年9月撮影 |
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後日別の場所、少ないどころではなく大群生していました、ここで生えるのをすっかり忘れてた
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こんな大群生は初めてみました
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1m程離れた場所にもう一つの大群生、他にも小群生が幾つか
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どれもこれも元気よく伸びています、高いので10cm以上あったでしょうか
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初め下向きだった花がだんだん頭をもたげ横向きから上向きになってきます、これはギンリョウソウにはない特徴
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花の内部を撮るのもらっくらく、中央に大きな柱頭、周りに雄しべの葯
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果実・種子(21年5月撮影) |
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林の中で木漏れ日にあたっていたギンリョウソウモドキ、花の頃からもう半年以上経っています
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ギンリョウソウもそうですがこちらも受粉に成功して果実にならないと倒れて見られなくなります。この辺りでもっと咲いていたけど見かけたのはこれだけでした、探したわけではないですが
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周りのは果皮でしょうか、中央に大きな柱頭が見えています
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裂けているのが果皮だとすると周りに黒っぽく薄く見えているのは花被片でしょうか
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カットしてみました、柱頭の下に子房がありその下に種子がこぼれています、だとすると周りのは外果皮で中のが内果皮でしょうか
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欲のある種子、翼を含めても1mm程度、毎度のことながらマクロだと焦点があっている範囲が極端に狭い
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果実・種子(16年11月撮影) |
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すっかり黒くなっていたギンリョウソウモドキ、でもこの状態のまま翌年まで残っていることもあります、頂部に白く見えているのが果実
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果実は朔果で上向き
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真っ二つにしてみました、中央の白い部分は何でしょう、胎座になるのかな
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周辺部にたくさんの種子があります
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ばら撒いてみました、長さ2mmくらいあったかな
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種子の両端に翼がついて風に吹かれて散布されるようです。翼がついている点はラン科のウスギムヨウランに似ています、科はまるで違いますけどね
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